見出し画像

句心

人間、やはり寝ないとダメですね。しっかり睡眠をとると、どんな状況でもどうにかなると思えます。

今日も頑張ろう!


句心を糧とし咲くや寒椿

(くごころを かてとしさくや かんつばき)

季語は「寒椿」です。

下手くそと言われようが止めようという気にならない五七五。そもそも、他人の意見には片耳しか向けないわたしだし、他人の意見でやりたいことを止めるという選択肢はありません。

日々、コメントをくださる人の想いと句心を糧にして、愉しく五七五をやっています。

勝手に自分を寒椿に喩えていますが、寒椿のような色っぽさも凛とした覚悟もない薮椿でございます。

なんて云うと、薮椿に失礼ですね。


と、ここで俳句の先輩からの一句です。

句心を糧に生きゆく寒椿

こちらの方が、わたしと寒椿がぐぐっと近くなるとの推敲でした。


ほととぎす朝朝苦吟ホーホケキョ

(ほととぎす あさあさくぎん ホーホケキョ)

季語は「ほととぎす」です。

わたしが五七五を練るのは早朝が多く、その様子をほととぎすが毎朝、"ホーホケキョ"を練習して、段々と鳴き方が上手になる様子を詠みました。


鳥影に蓑虫ひとつ風に揺れ

(とりかげに みのむしひとつ かぜにゆれ)

季語は「蓑虫」です。

庭の桜の木を見ていると蓑虫がブ~ラブラ。何かを動いたと思ったら、少し離れた木には大きめの鳥がいました。

もしかしたら、狙ってた?

風に揺れる蓑虫の無防備さが、自分と重なって見えました。


画像2

本当はもっと光に満ちた絵にしたかったのですが、難しいですね。どうも色を塗りすぎて余白がないのが、絵のしつこさに繋がるのだと思います。

我ながら味はあるが、下手くそだなあ~と、感心します。