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ドローンどろん!(初ドローン!いざ、参る!)

あら、こんな田舎の町でもドローンの資格が取れるんや。さっそくメールで資料の請求をしたら、体験してみませんかと返信がきた。

台風10号が去った今週を指定し、本日、人生初のドローン体験をやってきた花留さん。

結論からいうと、めちゃめちゃハマった。

・・・

ドローンの体験は、花留さんの自宅から車で40分ちょっとのところにある某自動車学校でやっており、ランチをしてから出掛けた。

勢いで申し込んだのはいいけれど、はたして自分にドローンが飛ばせるんだろうか。まずテレビゲームを嗜む趣味がないので、コントローラーがうまく扱えるか不安だった。

昔ピアノを弾いたことがあるし、パソコンもブラインドタッチで打てるし、どっちかって言うと器用な部類に入ると思うけど、、。

うまく飛ばせなくて落っことしても、保険に入っているよね。それとも、教習車みたいに教官が予備のコントローラーで操作するから心配ないのかな、、等など。

格好よくドローンを操縦している自分の姿は浮かんでこず、モタモタしている場面ばかり浮かんできてしまい、げんなり。

でも、受付で名前と要件等を伝えるとすぐに担当者がやってきた。それも笑顔で。

花留さんよりも若くて小柄な男性の教官は、反り返るように傾斜した急な階段を上がり、2階の部屋に案内してくれた。

ドキドキ

ドローンについての説明もなく、すぐさま、コントローラーの扱い方の説明を受けた。

「まずは室内で飛ばしてみましょう~」

おいおい、こんなざっくりとした説明だけでドローンを飛ばしてもいいんかい?そんな、心の声は飲み込んで、いざ、参る!

玩具みたいなコントローラーを握りしめて、ゆっくりと左右の親指をハの字にした。

エンジンが掛かった。

次にゆっくりと左の親指を前に傾けた。少し遅れて、ドローンが反応して浮上し始めた。

2mくらいの高さまで上昇させ、おもむろに、右の親指を前後左右に動かしてみた。するとドローンは花留さんの思考を読んだみたいにモタつきながらも飛んだ。

狭い教室だったけれど、センサーが反応して壁とかにはぶつからない仕組みらしい。

クーラーの微風に煽られながらも飛ぶ姿は、なんだか健気にみえた。

・・・

気づくと、外はけっこうな雨が降っていて、おまけに風まで吹いている。屋外での飛行は無理でも十分にドローンを堪能し、楽しんだ花留さんだった。

小柄な教官が、屋外で使う予定のドローンを残念そうに持ってきてくれた。落としたら、今度こそヤバそうな高価な代物だった。

コントローラーにはタブレットが装着され、目視できない遠くにドローンを飛ばしても、GPS機能で位置や高度、バッテリーの残量も分かるし、自動でホームに帰着させることもできるらしくて、花留さん、めっちゃ感動!

そういえば、Roombaも掃除して自分で帰る機能があるからそんなに驚くことではない。

それでも、Roombaはたかが狭~い我が家、それに比べてドローンは、6kmと言ってたかなあ~(中国製なのにスゴいと褒めてたけど、詳しく覚えてない)。

小柄な教官が赤い三角のポールを3つ置いてくれたので、そこを順に回っていく。自分のコントローラーさばきに「いけてる?」。

スゴい!スゴい!と一人はしゃいでいると、雨がやんでいた。

「外で飛ばすと楽しいですよ~」

・・・

小柄な教官が車を回してきてくれた。それに乗って屋外のドローンが飛ばせる場所へ。

どこまで行くのかなとワクワクしたけれど、すぐ裏の小高い丘の空き地だった。

「草を刈っておきました。」

明らかに、午前中に刈ったばかりと思われる草が空き地のすみに積み上げてあった。

やさしいなあ~

心配りにうるるっときながら、小柄な教官がヘリコプターが離着陸する場所を示すようなマークのあるシートを固定するのを眺めた。

よく分からないが、そこから離陸させると、ドローンはそこが自分の帰る場所!と認識をする仕組みのようだ。

落とさないように、コントローラーを首からぶら下げて、いざ、参る!

屋外用ドローンは、少しくらい風が吹こうが気にせずにグイグイと飛んでいく。

「花留さん、もっと高く上昇させて!ほら、海が見えてきますよ!」

おっかなくて100m足らずの上昇、それでも十分に遠くの海が見えて、またもや感動!

ブイ~ブイ~と飛ばして、最後は、ポチッとボタンを押すと自動でご帰還。もう、感動!

「10月開講のスクールに参加しますね!」

・・・

ドローンで何がしたいとか、具体的な考えは今のところないけれど、6kmも飛べるなら、近くのコンビニへおつかいに行ってもらう?

まだまだ思考が固いけれど、ドローンには、無限の可能性がありそうで、花留さんのワクワクは止まらない。

それにしても、せっかく初ドローンの勇姿を写真に残さなかったのは、よほど、気持ちが舞い上がっていたのかな?