無花果・山粧ふ
無花果やトートバッグは赤がいい
季語は「無花果」です。花は咲かせずに実をつけるように見えるので「無花果」と呼ばれています。
お一人様のわたしが、人知れず花を咲かせ、実をつけて、今は真っ赤なトートバッグ背に闊歩している。そんな勇壮な自分の姿を詠んだつもりです。
トートバッグを作るとき、無難な色ではなく「赤がいい!」と、派手な革を選びました。
真っ赤なトートバッグを斜めに背負い、黒のブーツで闊歩してます。
山粧ふ真っ赤なトートバッグ背に
この季語は「山粧ふ」。山は美しく化粧したかのように華やかな紅葉。
わたしも自慢の真っ赤なトートバッグに染まりながら、軽やかに秋を歩く姿を詠んでみました。紅葉なんかに負けてませんよ!という気分です。