パブコメしましたー独立行政法人日本学生支援機構に関する省令及び大学等における修学の支援に関する法律施行規則の一部を改正する省令案に関するパブリックコメント(意見公募手続)の実施について
以下の通りです。
思いついたら何かまた書くかも。
ちなみに本心ではないところもあります。
特に2番。別に日本のためとか考えてくれなくていいですよ。
でも、日本に良い印象を持つ人が増えたら、日本に来たから大学まで行けたんだっていう人が増えたらいいじゃない、って思うんですけどね。
家族滞在の生徒を対象とする件、大いに賛同する。
今後の検討課題として、日本の高等学校を卒業したすべての外国籍生徒を対象とすべきであると考える。
その理由は以下3点である。
1 制度的整合性
本邦の高等学校を卒業し就労を希望する者に対しては、高等学校の卒業を以って特定活動の在留資格による許可している。この基準に沿えば、就労は許可するが、奨学金の貸与を得て進学することを認めないことへの整合性を明確にする必要がある。
2 将来性
小学校卒業から日本国内での教育を修了を条件とするのは、定着性の観点からと推察される。しかし、高度グローバル人材の需要が高まる中、今後の日本社会への貢献をより重視した制度設計が求められるのではないか。希望する生徒が高等教育を受け、自己実現を果たすことは、少子高齢化が急速に進む日本において重要な役割を果たすものである。
3 在留資格による格差是正
現在日本学生支援機構の対象となる在留資格であれば、地方自治体や私企業等が独自に実施する奨学金等でも対象となっている場合が多い。しかしながら、家族滞在の場合、経済的な安定性に関わらず、資金を確保するためには、高金利の金融機関からの融資に頼らざるを得ない。また、現実的には、経済的状況から貸与が受けられないケースも多い。つまり、より支援が必要な生徒ほど、支援を受けられていないという実態を十分に考慮していただきたい。