パフォーマンス決定因子

どうもYuといいます。
生粋のインドアサイクリストです。元々PWRも5倍以上ありましたが、現在復帰中の身になります
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得意分野はHIITなどの高強度系のトレーニングの知識です。RattleSnakeはもともとtrainerroadのワークアウトですが、日本で情報発信して広めたのは実は私です。

質問箱でも過去100件近くトレーニング関連の質問に回答しています。
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前置きはこのぐらいにしてまずは最初のノートになるので導入としてパフォーマンス指標について説明します。

以下本文

スプリント能力は抜きにしても代謝関連の能力に限定すると6つの能力がパフォーマンスに影響を与える指標です。大体L6ぐらいまでのパフォーマンスに影響する指標です。
※さらにここから6つの能力がなぜそう決まるのかがさらに枝分かれしてきます。
簡単に説明しますが、まず、最初に参考サイト載せておきます。
初めて聞く指標も多いと思うので、シンプルな説明でまずは指標の説明をしようと思います。

参考サイト

決定因子6つ
①Vo2MAX
最大酸素摂取量です。この数値が高いほど酸素の取り込み能力が高いので必然的に有酸素系の能力が上がります。まあこれは皆さん知っているかと思います。
②AT(Anaerobic Threshold)
嫌気性の閾値です。MLSSともいいますし、eFTPもしくはmFTPと類似してます。これ超えたらめっちゃきつくなって維持できないレベルの手前のパワーです。このパワーを超えたら乳酸が処理しきれないレベルのパワーになります。
③CarbMax
1 時間あたり 90 グラムの炭水化物を燃焼する強度、パワーです。(最大値的には90グラム、60~90グラムが最大値です)
これ以上にパワーを上げると補給する炭水化物の量以上にパワーを消費するので長時間のライドだと朽ち果てます。長距離の具ラベルみたいなウルトラエンデュランス的な競技だと重要になってきます。
④VLaMAX
乳酸が生成される際の最大速度です。高い低いそれぞれメリットがありますが、この数値は有酸素能力とトレードオフです。この数値が高いほど踏んでいるパワーに対しての解糖系の寄与が上がるのでより疲労がたまりやすくなります。無酸素の話はまた別でした方が良いかとは思いますが、無酸素のプロファイル(持続時間&パワー)に影響します。
⑤FatMax
1時間あたりに燃焼できる脂肪の最大値です。この数値が高いほどより脂肪をエネルギーに使える=グリコーゲンを温存できるので、ロードレースなど長時間のレースなどでは優位になります。
⑥グリコーゲン貯蓄量
特にいう事ないけど、割合は違えどグリコーゲンはどのパワー帯でも使うのでパフォーマンス決定因子の一つです。

簡単にまとめてみました。この6つのパフォーマンス指標はそれぞれ上げ方だったり下げ方(VLaMAXのみ)があります。

④のVLaMAXはあまり知られていない概念ですが、普通にヒルクライム関連で決定的なパフォーマンス指標である②のATにも影響します。
しかしながらヒルクライムのトレーニングをすると必然的に下がってきますし、どちらかというとロードレースをしていて無酸素能力が必要な選手の方が気にするべき指標です。

一旦、かなりざっくりまとめてみました。
次書いてほしい内容あったらコメントかXの方でコメントしてもらえればノートにしようと思います。

目を通していただきありがとうございました!!

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