margaret

映画好きイラストレーター。 好きなジャンルはエンパワメント、ミュージカル、コメディ、洋ホラー。リチャード・カーティス脚本作品をこよなく愛す。 尊敬するヒロインは中学生の頃からずっと変わらず「キューティー・ブロンド」のエル・ウッズ。

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映画好きイラストレーター。 好きなジャンルはエンパワメント、ミュージカル、コメディ、洋ホラー。リチャード・カーティス脚本作品をこよなく愛す。 尊敬するヒロインは中学生の頃からずっと変わらず「キューティー・ブロンド」のエル・ウッズ。

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note始めました。まずは自己紹介。

こんにちは。イラストレーターのMargaretと申します。 映画が好きで新旧合わせて年間100〜200本くらい観ているんですが、せっかくなのでイラストを交えながら感想を自由に書きたいなと思い、このnoteを始めました。 私の好みは世論評価の高い映画とあまり一致していないみたいで、これまで評価低めの映画で感動してDVDを買って何度も観たり、逆に、評価の高い映画は何回チャレンジしても爆睡してしまったりと。 そんな感じなので、ここでは私が個人的に良いと思った映画について褒めち

    • ホールドオーバーズ 置いてけぼりのホリディ(2023年/アメリカ)

      先日観た映画です。 事情があって実家に帰れない男子高校生と担任教師、給食のおばちゃんが寄宿学校で年越しする、というお話。 それぞれ心に孤独を抱えている3人が、お互いに寄り添い、理解しあっていく心温まる映画でした🎄 この映画で、高校の頃お世話になった吹奏楽部の顧問の先生を思い出しました。 高校の卒業アルバムの寄せ書きページに、その先生が書いてくれた言葉を私は今でもとても大切にしていて、スマホで撮ってあるので時々眺めています。 『本当に頑張り屋さんでしたね。部活もやり遂げて

      • パストライブス / 再会(2023年/韓国・アメリカ

        パストライブス / 再会(2023年/韓国・アメリカ) 監督:セリーヌ・ソン 泥沼も説教臭さもなく、メイン登場人物3人の心情がどれもスッと心に入ってくる映画でした。 ずっとノラの方が優位でヘソンがずっと過去に囚われているイメージがあったけど、最後の最後、ノラがアーサーと家に入って行くところでやっぱりノラも同じ気持ちで生きていたんだなって思った。 始終、2人の事を全部分かってて、2人の事を見守るアーサー、複雑な気持ちだっただろうな。 とりわけバーで3人で飲んでいて、途中か

        • 「マッドマックス フュリオサ」(2024年/アメリカ)

          記事の内容はほぼ全部ネタバレです。 ご注意下さい。 ---------- 争いばかりの地上と、静かで青い空の対比が何ともいえない気分になりました。 ---------- 前作「マッドマックス 怒りのデス・ロード」、今作「マッドマックス フュリオサ」どちらも印象に残る台詞がありました。 ウォー・ボーイズの台詞「俺を見ろ」と、フュリオサの台詞「私を覚えてる?」 この2つです。 ▪︎ウォー・ボーイズ「俺を見ろ」 映画の中で、なくてはならない存在なのがウォー・ボーイズの皆さ

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        note始めました。まずは自己紹介。

          リコリス・ピザ(2021年/アメリカ)

          ウブなチェリー少年ゲイリーが、大人のおねいさんアラナに手のひらで転がされ翻弄されるお話………かと思いきやそうでもなかった。 もーー!めちゃくちゃ良い映画だった!! 可愛くて笑ってしまう。ほんと。笑っちゃうんですよ、可愛くて。 ちょっとした事ですれ違ったりイラついたり、とにかくもどかしすぎるんだけど、それも全部が可愛くて。 最初はゲイリーとアラナの年齢差(10歳差)をひしひしと感じていたのですが、観ているうちにそんな年齢差を全く感じなくなってきて、2人の本気さが本当に愛おし

          リコリス・ピザ(2021年/アメリカ)

          ドリーム(2016年/アメリカ)

          邦タイトルを見た時、「ドリームガールズ(2006年/アメリカ/ミュージカル)」とだぶってしまって、観た事のないまま何年も経っていました。 それで、最近「ドリーム」を観たのですが、もう言葉にならないくらい感動しました。 もっと早く観れば良かった。紛らわしい邦題め…! 原題は「Hidden Figures」。Hidden=隠された、秘密にされた Figures=数字、人物 という意味で、「隠された数字」「明かされなかった人物たち」という、この映画に本当にぴったりなタイトルです。

          ドリーム(2016年/アメリカ)

          ハッピー・オールド・イヤー(2019年・タイ)

          タイの映画「ハッピー・オールド・イヤー」という映画をU-NEXTで観ました。断捨離の映画です。断捨離してスッキリ、という内容ではなく、物を捨てる時のモヤモヤとか捨てられない気持ちとか過去の事とか色々考えちゃうよねって話の映画。 これがもうすごく良い映画で。始終静かで穏やかな空気が流れてるんだけど、なんか色々考えちゃう映画だったんだわ〜。いや〜良い映画だった。 この映画のクライマックスの方で流れてくる音楽が、HYの「366日」にちょっと似てるので、私の中で断捨離ソングは366日

          ハッピー・オールド・イヤー(2019年・タイ)

          パール(2022年・アメリカ)

          待ちに待った公開! 公開日に有給取って観に行ってきました! もうずっと楽しみにしてて、まだ日本公開が決まってなかった時から「早く日本で公開してくれ〜!」と思いながらも日本公開の気配が全く無かったので、痺れを切らして海外サイトのネタバレを読んだり、海外のダイジェストムービーを何回も観たりしてました。 そして!遂に日本公開日が決まり、「その日は意地でも休み取ります」という殺気立つオーラを放ちながら公開日までの日々を過ごしておりました。 ここからが映画の話です。 ※ネタバレあ

          パール(2022年・アメリカ)

          花様年華(2000年/香港)

          1994年の映画「恋する惑星」で、ウォン・カーウァイ監督映画の雰囲気やストーリー、トニー・レオンの色気に衝撃を受けたんですが、やはり「花様年華」も60年代の香港レトロな空気感や場面にマッチしまくりの音楽が素晴らしかった…! そしてやはりトニー・レオンの色気!! 画面の前で一人でヒャーヒャー言ってました。 そういえば、「マイ・ブルーベリー・ナイツ」のジュード・ロウの色気も凄かった。ウォン・カーウァイ監督、色気が凄い俳優選ぶのほんと天才だよ… さてさて、「花様年華」の映画の内容

          花様年華(2000年/香港)

          エゴイスト(2023年/日本)

          公開翌日に観に行ったのですが、ずっと悶々と考えてたというか、これはたぶんちょっとメンタルやられたので感想描いたタイミングは今です。

LGBTの話のみならず、貧困、ヤングケアラー、過重労働など………個人的にですがソーシャルワーカーという本業上目を背けてはならない社会問題がズシーンと心に刺さる映画でした。
以前、「チョコレートドーナツ」という洋画を観た時と似たような感じの、感受性を物凄い勢いで揺さぶられた感じです。


とにかく本当に観て良かった映画でした。
全ての人が幸せに生

          エゴイスト(2023年/日本)

          レディ・イン・ザ・ウォーター(2006年/アメリカ)

          公開されたのは2006年。 当時、ポスターがなんとも不気味な半笑い(←こら)の女性だったので「ポスターが怖い映画」と呼んでいました。 映画館で観るわけがない。怖いもん。夢に出てきそう。 その頃ホラー映画が大の苦手だった私は「これはなんともおぞましい映画に違いない」と、勝手に胸糞ホラー映画だと決めつけて食わず嫌いしておりました。 ですが、あれから16年が経ち、ホラー映画大好物となった私は「よっしゃあのポスター怖いやつ観てやるか〜♪」と思い、鑑賞。 そして……… え… 私

          レディ・イン・ザ・ウォーター(2006年/アメリカ)

          ブラック・フォン(2022年・アメリカ/ホラー・スリラー)

          ポスターが、笑うセールスマンに似ている。 だからそういう系ホラー(ブラックユーモアみたいな、世にも奇妙な物語みたいな)かな………って思ってたら違いました。 アメリカ・コロラド州の町で、誘拐犯に監禁された少年が、地下の密室にある壊れた黒電話から過去の犠牲者たちと繋がり脱出を図る話。 イーサン・ホーク!悪役は初なんですって。 ずっと仮面みたいなの着けてるので顔はほとんど見えないんですが。仮面は着けてるけど途中思いっきり上裸にはなります。 先日観たトップガン マーヴェリックのガ

          ブラック・フォン(2022年・アメリカ/ホラー・スリラー)