Hacked Fruity Luvについての感想まとめ

2020/01/17追記:
とりあえずこれを聞いてください。

そしてこっちも("答え合わせ"は18:53頃からです)



こっから元々の記事です。
↓↓↓


2019年8月17日に行われた『TUBEOUT! SESSIONS vol.2』に、名古屋の会場にて参加してきました。トークパートもライブパートも最高に面白くて楽しくて、最高のイベントでした。ありがとうございました。

そして例にもれず、ラストに初披露されたMarpril×コーサカによる「Hacked Fruity Luv」がめちゃくちゃめちゃくちゃ刺さってしまったのでした。

エハラミオリさん、Marpril、コーサカさん、こんな素敵な曲を作ってくださって、歌ってくださって、本当にありがとうございます。

すでに歌詞考察をなさっている方も多くいらっしゃいますし、内容が重複していることも多くあると思うのですが、この記事はあくまで考察とも呼べない感想というか雑記というかほぼツイッターでつぶやいたことのまとめなのでご了承ください。とても誠実に真面目に考察されている記事やツイートもありますので、是非是非ご覧ください。(参考にさせていただいております。ありがとうございます。)

私がこの記事で書くこともおそらく的外れだったり、間違っていることもあると思います。ただこの楽曲を聞いた1ファンが感じたこと、考えたこと、連想したことであることを前提に、お読みいただければと思います。あと、単純なライブでの感想もちらほら混じります。

エハラさんご本人がこうおっしゃっているので、この曲の歌詞について解説される日がいつか、近いうちにでも来ると思います。それをとても楽しみに、この記事を書いていきます。
また、一部文章が見苦しいところもあるかと思います、申し訳ありません。


以下、細かい歌詞の感想


さぁ 恋の理由を見失う前に進もう

この曲に関わった全員が、Vtuberという存在に恋しているんだなと思っています。エハラさんもコーサカさんも、VtuberにかかわるクリエイターさんやVtuberを追っているオタクみなさんがそうだけど、そりゃあ好きとか愛とかただただ良い感情だけでやっていけたらいいけど、やっぱりそうもいかないし世界は優しくないし仕事は忙しいし迷うことも多くあるのが真実なわけですけど、でもやっぱりこの世界が好きだしその感情を忘れないうちに進み続けたいんだよな……わかる……(知ったかオタク)(すいませんこの辺もっと掘り下げたい……サビなのでとても大切な部分で、たくさんの想いが込められているのだと思います。)


スピーカージャック!

エハラミオリa.k.aじーえふが作った大元の曲「Fruity Luv」をワニのヤカさんが文字通り”Jack”した「Jacked Fruity Luv」。それを元に更にエハラさんとコーサカさんとMarprilが”Hack”したのが、この「Hacked Fruity Luv」なのですが、この、めちゃくちゃ良い楽曲を凄腕アーティストたちがビートジャックしたりリミックスしたりサンプリングしたりっていう連鎖そのものも、すでにめちゃくちゃエモくないっすか?エモい。

「Fruity Luv」と「Jacked Fruity Luv<3」なしではこの曲は語れないですし、もとてもとてもいい曲なのでぜひ聴いてください。


sleepingな nightに

ほぼMarprilの「sheep in the light」と同じライムで、Marpril(限界)!!!!ってなりました。「sheep in the light」ほんとにめちゃくちゃいい曲なので全人類聴いてくれ。言葉はいらない。


sleepingな nightにランドリー

MonsterZ MATE初発表楽曲、かつコーサカさんの初ソロ曲「ペトリコール」の一節に”隣人にごめんなさい 深夜に回すランドリー”があります。雨の日に聞きたくなるとても耳心地のいいラップナンバーなので是非こちらも聴けください……コーサカさんのラップはいいぞ……MZMはいいぞ……。あとこれ書いていて思ったんですが、Vに関わるクリエイターの方々のツイッターを見ていると、深夜に洗濯機を回す理由はもはや日中の雨だけではないと思います、いつも遅くまでお仕事お疲れさまです。お体を大切にしてください。


(Oh, Oh) TM tea 片手に歩こう

"TM tae"はここでは"片手に歩こう"に続くので(2番のサビとは違って)タピオカミルクティーのことかな。思えば、Marprilの立花が好きなものとしてタピオカミルクティーを挙げていたり、

コーサカさんはタピオカミルクティーについての動画を作っていたりしています。

他にも、nyankobrqさんとワニのヤカさんの音楽ユニットnyankobrq and yacaの「Candy ver yaca盛り」(リミックス)にて"タピオカミルクティー並みのハイカロリー"という一節が出てきています。あとエハラさんがブログで"「タピオカが丸々残った飲みかけのタピオカミルクティー」という現代社会を痛烈に批判するアイテム"をセッティングして会社のプレリリース写真を撮っていたりします。なんにせよ、現代社会を象徴するタピオカミルクティーはエハラミオリ、Marpril、MZM、nyankobrq and yacaをつなぐキーアイテムなのかもしれません。

一見"タピオカミルクティー片手に歩くみたいに軽快に行こう"っていうだけのこの一節だけで、エハラミオリさん、ワニのヤカさん、Marpril、MZMコーサカさんの要素詰め込まれてるのすごすぎません?すごい。
(そろそろ考えすぎな気がしてきました)(まだ最初のサビなんですが?)


Ah 君の杞憂も 苦しい Now さえ ニコ イッコ

正直エハラさんのことは私が説明するより彼のツイッターやブログ、各種メディアの記事、彼が応援しているバーチャルアイドル・バーチャルYoutuberたち、そして実際にお仕事としてプロデュースしているバーチャルYoutuberの子たちを見ていただくほうがよほどわかりやすいと思います。
まだほんの若者である彼が、苦悩しながらしかしその才覚と努力によってVtuberとその音楽を作り続ける彼が、新しく生み出したかわいい愛娘たちがMarprilなわけで……。Marprilのニコイチといってもいい谷田と立花の仲の良さはいわずもがなです。
ていうか二人組で、仲が良くてニコイチなバーチャルアーティストって何気にエハラさんまわりに多くて、Marprilはもちろん、MZM、nyankobrq and yaca、KMNZ、etc... そしてなにより、彼が愛してやまないえのぐも最初はあんたまの二人から始まりましたね。バーチャルな音楽シーンにおいて二人組、結構最強なのかも。


義理のラブ!Busyなネストでフレンドリー 
(Oh, Oh) Three & Fourでとりま踊ろ

バーチャルYoutuberとしてデビューする際に組まされたということで"ビジネスフレンド"であるとMarprilの二人は未だに自称しています。え?あんなに仲良いのに?性格真逆なのに相性良くて?と思いますが、あくまでビジネスフレンドとして割り切った関係なのがその辺のちょうどいい線引きになっていて、だからこそあの適度に緩い心地よい空気になっているんだろうと思います。また、前述している通りエハラさんをはじめMarprilに関わる岩本町芸能社のスタッフの皆様、それどころかVtuberに関わるクリエイターの皆様は、それこそ寝る時間も食べる時間も惜しんで身を粉にして働いていらっしゃるのがツイッターやブログなどを拝見していると分かります。そんな忙しい住処、彼女らのネストでも、Marprilの二人は親しくフレンドリーで、それはMarprilだけじゃなく全体がそうなのかもしれないんだなっていうのも感じさせてくれます。Marprilはいいぞ……推すんだ……。

ま、とりま踊ろ₍₍(ง˘ω˘)ว⁾⁾ (Marprilの合言葉)


以下の文章は全てノンフィクション <3<3<3

前述したワニのヤカさんの「Jacked Fruity Luv <3」にもほぼ同じ一節(歌われていないリリックで)"以下の文章は全てフィクションです。<3<3<3"があります。(ちなみに<3は横から見たハートの絵文字、つまり愛、Luv) 
それからnyankobrq and yacaとsomuniaちゃんがコラボした楽曲「twinkle night」のヤカさんのパートにも"”この物語はフィクションです。”"という一節があります。

ヤカニキが好きな表現なのかもしれない……でもこのHackedではフィクションから一転、”ノンフィクション”になってるんですよね、実際、この後に続くコーサカさんのリリックは実際にあった出来事を歌っているのでエモ散らかします。コーサカさん、このHackedの歌詞はまさしくいつものラップより毒と照れ隠し少な目で愛がたっぷりこもってて(いやいつも愛はたっぷりこもってるんですけど)比較的ですがわかりやすく表現されてるのでありがてえ……最高です……という気持ちです。あと、コーサカさん、エハラさんのこと大好きですね本当!!!


救われた故のsatisfaction 俺なりの愛の造形
いつも込める毒と照れ除いて
始まりの公演 涙の公園
可能性無限大 目指すある筈の桃源

これ、夏コミの爆死から一転して救われたあんたま、そしてそんな彼女たちにめちゃくちゃに救われたじーえふさんのことモロだよなって……(じーえふさんの歴史はもはや私なんかが語るまでもないと思っているので多くは語りません……)思えば、いまや”若きコンテンツメーカー”としてVの世界の最先端を走るエハラさんが、かつてじーえふちゃんとしていわゆるバ美肉枠のVtuberとして活動してたことすらもはや知らない人もたくさんいるんだろうなって思いますし、愛が溢れすぎて深夜の公園で号泣しながらギターの弾き語りをしていた彼が今こうなってるのたぶんご本人も全然意味わかってないと思いますしただ見てるだけのやつからすればもっと全然意味わかってないです。でもほんと、やりたいこと目指したい場所があれば、人の可能性って無限なんだなって思います。

俺なりの愛の造形


パッと照らすネオンのライト

ちょっと外れるけどTEMPLIME×星宮ととちゃんの「ネオンライト」かな~~~~。

ヤカニキのアレンジでsomuniaちゃんが歌ったカバーもあります。


染みる目で向かうアルバイト

nyankobrq and yacaのアルバム「arbeit」かな~~~やっぱ

あと"アルバイト"ってフレーズはMZMのコーサカさんもライターのバイトをしていたり、アンジョーさんもリンガーハットでバイトしていたり(V紅白でMZMがバズった瞬間もバイト中だったり)、ヤカニキもバイトしてたりじーえふさんもモグライブとかKAI-YOUとかRealsoundテックとかでライターバイト(形態かどうかはわからないけど)してたりするので……お疲れ様です。


否応なしstep in 気が付けば俺はステージに

Vに狂ったオタク・じーえふ、その他を寄せ付けないまでの圧倒的な熱量により、いつの間にかVそのものが仕事になり、バーチャフリークのDJなど、表舞台に立つことも増える。


背負いたくない荷物もいつしか増え

ここでちょっと話変わるんですけど、いやまじ関係ない話で申し訳ないんですけど馬越健太郎先輩のことならエハラさんが何もしなくても多分バズったので大丈夫です。(?)


背負いたくない荷物とは言いつつ、その中にはプロデューサーとして背負うことになった何人もの他者の人生の責任もありつつ。それを放棄する気はなくて、本当は肩書きなんていらないとさんざん言っていて、いつかはこの表舞台からも去っていこうと考えていると仰ってたエハラさんだけど、背負った以上その責任は果たしていこうとする姿勢はかっこいいですほんと。


 忙殺されることで生きてるって思ってて

斗和キセキちゃんの例のバズりの件でただでさえ忙しいのにさらにめちゃくちゃ仕事が増えて大変な想いをしているエハラさんおよび関係者の皆さん……休んでくれ……。彼らにしたら、止まったら死んでしまうんだろうとも思いますが、でも殺されるくらいのことで逆に生を実感するっていう対比、文字に起こして書いたらちょっとエモ……ってなりますよね。


「それでも美しい」言ってくれるなら

エハラさんがプロデュースするVの一人であり、クラファンによって無事に3Dのバーチャルシンガーとしてつい最近デビューしたヨシナちゃんの「chamomile」のサビ「生きることもきっと それだけで 美しいよ」は、ヨシナちゃんの儚げかつとても力強い歌声も相まって最高です。ヨシナちゃんはエハラファミリーの中で唯一(?)変なバズり方をしていないV(?)なので、最後の砦というか、大切に……大切にしないと……守護(まも)らないと……(?)
ヨシナちゃんはいいぞ、ヨシナちゃんの歌はいいぞ。是非聴いてください。


足りなくなった絵具でも描くから

えのぐ~~~;;;;;;
前述のとおり、エハラさんがえのぐに執心していることは周知の事実なのですが、現在そのえのぐは全5人いるメンバーのうち、2名が体調不良のため休養中です。ですが、3人でも走り続けるえのぐ、彼女たちはやはり今でも他のアイドル系Vtuberとは一線を画す、本気のバーチャルアイドルだな、と時々感じさせられます。えのぐ、これからもどこまでも。


だから視線はまだ逸らさないで

sheep in the light~~!!!!!!!(膝から崩れ落ちる限界オタク)
もはや言うことは何もありませんが、これからもどんどんやっていくし、止まる気はまだないから、ついて来いよ見てろよっていう想いもめちゃくちゃ伝わってきます。


「それでも美しい」言ってくれるなら
足りなくなった絵具でも描くから
だから視線はまだ逸らさないで

最後のコーサカさんの「だから視線はまだ逸らさないで」歌い方感情こもりまくってて最高でしたし、ヨシナ・えのぐ・Marprilがぎゅっと詰まったこのリリック、最後にこのフレーズにするの本気で天才か……???って思いました痺れる……コーサカさんは最高なんだ。知ってた。


(※今更ですが筆者はMZMの大ファンかつ、エハラファミリーだとMarprilとヨシナちゃんを激推ししております、熱が入ってしまう事をお許しください)


スニーカージャンプ!斬新な前途にクリスティ
(Oh, Oh) TM Fee くだらないだろ?

スニーカーは、Marprilの二人の上記のsheep in the lightのダンスではネオンっぽく光る演出に活かされているのでとても印象に残るアイテムだと思います。もちろんコーサカさんもオシャレなものを履いているのでキーアイテムその2って感じ。良い。あとスニーカージャンプ!でジャンプする立花、めちゃくちゃ可愛い。
また、"やたちばな"から"Marple"とユニット名が決まってこれからどんどんやってくぞ!というデビュー当時、アガサ・クリスティ作の推理小説の登場人物"ミス・マープル"と商標が被ってしまって使えずどうしようってやつ。前途に立ちふさがるクリスティ。TMは商標™のことで、Feeは(専門職に払う)費用のことです。もちろん守らなければいけない大切なことですし、冗談だとわかっていますが、それをくだらないだろって言っちゃうの好き。(コーサカさんが「あいつらが頑なに、クリスティに商標を"盗られている”と言い張ってるのがなんか好き」とずっと仰っていましたが、わかる。)


グルービーラップ!dancingなメイトはモンスター
(Oh, Oh) イイMCで次へ繋ごう

完全にMonsterZ MATE。MZMへのluvが詰まりまくってて嗚咽した。前述のコーサカさん作詞のラップ部分でエハラさんの歴史を散々リスペクトしているのがわかると思うんですが、それから繋がるこのサビでMZMとコーサカさんをグルービーと最大限称賛するエハラさん……めっちゃ好きじゃん……。dancingは1周年ライブで初公開されたMZM初のダンスナンバー「千年愛」意識なんでしょうかな。イイMCはヒップホップ的ラッパー的な意味のMCという意味でも、いろんな番組で司会・MCを任されることが多く実際とても回しがうまいコーサカのトーク力お化けっぷり的な意味でもあり、MCの二つの意味ちゃんとどちらもコーサカさんにかかってて良いですよね。
あとここでMarprilとコーサカさんが「MonsterZ MATEでーす!」のいつものポーズしてくれたのめちゃくちゃ可愛くて狂った。

MonsterZ MATEはいいぞ。めちゃくちゃトーク面白いのに楽曲が全部ガチな老若男女向け音楽系男性バーチャルYoutuberユニットのMonsterZ MATEをよろしくお願いします。


この世界には140字じゃ足りない手紙があって
例えば「助けて」とかDearがないとか
痛み知らぬ奴らが押し付けた咎

ここ、すっごい柚子花ちゃんでなんかもうなんかもう…。柚子花ちゃんは"オーディションに受かって3Dモデルのバーチャルアイドルとしてデビューするはずが途中でプロジェクトが潰れて2Dのまま放り出された女"としてバズって有名な彼女です。3DのアイドルVtuberとしてのプロジェクトが頓挫して「たすけて」という激重長文メールをエハラさんに送って拾われ、今2DのVtuberとしてすごく頑張ってます。可愛いぞ。声がいいぞ。あと歌もとてもうまいのでもっと歌ってほしい。


この世界には140字じゃ足りない手紙があって
例えば「助けて」とかDearがないとか
痛み知らぬ奴らが押し付けた咎
俺は奇跡祈らず ならない井の中の蛙
またミット打つ 昨日今日と明日
書き連ねるverse 宛なくとも蹴り飛ばす

ここの歌詞はMZMの今までの楽曲・REMIXの歌詞のフレーズやキーワードがたくさん入っていて、また、コーサカさんが常日頃おっしゃっているMZMのスタンスや活動方針、その根拠となる信念を知っている以上、MZMファンとして興奮せざるを得ないところでした。日々、Vtuberという存在とその文化を愛し、例えどんなに苦しくても心無い言葉をかけられても逆風の中でも、例え、今でも一番好きと公言してはばからないVtuberの女の子が引退したとしても、とても誠実に大切に走り続け、日々のコンテンツを作り続けるMZMのコーサカさんの情念が伝わってきます。
以下大まかにキーワードだけ拾います。でも正直MZMの曲を聴いてたらここ全部刺さりまくるので、全部聴いてください。

VR KO_MAHO REMIX (コーサカ&虹乃まほろ) (KMNZの楽曲「VR - Virtual Reality」を虹乃まほろとREMIXコラボした楽曲)
「書き連ねるverse 宛なくとも蹴り飛ばす」check verse蹴り飛ばして乗り込む(コーサカ作詞のラップ部分)

daydream
「手紙」君に送る手紙は 何枚の切手貼ったって届かなくて
「書き連ねるverse」flashbackするpiece~からのサビ部分と同じライム
「Dearがないとか」「宛てなくとも」この手紙は照れ隠し 故に宛先はなし

hero_
「この世界」この世界嫌い 後ろ指差されるだけだ
「蹴り飛ばす」蹴り飛ばしていくボーダーライン
「膨大な未来 怖がらない勇気」恐れない 強がりじゃない 後ろ向いたら見えなくなる未来

One Da Land(ヤカニキと共同制作・コラボした楽曲)
「140字じゃたりない(=twitter)」twitter 最高のバディマンチェッカー
「ならない井の中の蛙」蛙 井の中干乾びてエンディング


「私だって歌いたい!」歌ったっていいんだぜ 今すぐ外す枷
「私だって踊りたい!」踊ったっていいんだぜ 自分に言い聞かせ

もちろん表現を愛するすべての人に向けた応援メッセージ、"自分のやりたいことやったらいいんだぜ!"でもありますし、さっきの話と少し重複しますが、「私だって歌いたい!」=この世界で歌いたいと願ったヨシナちゃんや柚子花ちゃん、「私だって踊りたい!」=Marprilが自分たちに言い聞かせている"ダンスで世界を目指すからな!"が思い出されて泣きます。あとライブ時のここ谷田ちゃんと立花ちゃんが叫ぶのとそれにアンサーを返すコーサカさん、エモすぎてわめきました。


果てない膨大な未来 怖がらない勇気

世界初バーチャルシンガーのYuNiちゃんの「透明声彩」の果てない膨大な未来が思い出されます。YuNiちゃんもVの音楽シーンを語るには欠かせない一人ですし……。

あと前述したとおり、MZMの「hero_」の恐れない 強がりじゃない 後ろ向いたら見えなくなる未来も。


あとこれはもしかしたらですが、エハラさんがプロデュースするVtuberの少女たちで今まで紹介していない一人に「蒼乃ゆうき」ちゃんがいます。キセキちゃんとおなじところに所属していて、ゆうきちゃんもよくツイッターでバズってる子なのですが(養命酒とか)その名前もかけてるのかな?とは深読みのしすぎでしょうか。でも「怖がらない勇気」ってゆうきちゃんだなってちょっと思いました。予期せぬバズを自分のものにしてしまう才能がエハラファミリーに受け継がれてるの何なんでしょうね本当。


「おはよう Good Morning」くらいに気軽に言いたい

キズナアイ親分の「Hello Morning」のおはよう おはよう Good Morning!!!!!会場でめちゃくちゃ興奮したところの一つです。さりげなく、でもCメロの前の大切なところで入れてくるのさすがです。(どんな人相手でも呼び捨てのことが多いコーサカさんが「パイセン」をつけて呼ぶのがキズナアイパイセンと織田信姫パイセンです)


この世界が

ここで切れていますが、このあとの"そして花になる"のあとの"大好き"に繋がります。

結局なんだかんだキミとボクとこの世界が

大好き!!!

「Fruity luv」でこの世界が好き!「Jacked Fruity Luv <3」でもこの"この世界が大好き!"っていうフレーズは共通して出てくるんですが、この曲、この曲にかかわったすべての人たちが言いたいことって、結局ここだよな~~って思います。私も大好き。


小さなその種に 誰でもなく自分で水をやろう そして花になる

Vを追いかけるうちにVを作る側になったエハラさんが代表例ですが、企業や個人問わず様々なジャンルのクリエイターの皆さんの熱意があって、今のVtuberっていう存在があって、この世界があります。ですし、FCやFANBOXといったファンが直接支援できる、かつそれが成功しやすい土壌があることも、このフレーズで比喩されているように思えます。こんなにファンとコンテンツの距離が近い世界は稀ですし、「コンテンツに対して相応の報酬を払いたがる」ファンが多い、というのは今まで少なかったことだと思います。そして、”そして花になる”のフレーズは孤高のバーチャルシンガー・花譜がクラウドファンディングにより、つい先日8/1の初めてのワンマンライブ「不可解」にて初披露された曲のタイトルでもあります。花譜ちゃんのこのCFの大成功と彼女自身のこれまでのバーチャル世界での数奇な数か月のこと歌った歌なので、その成長の記録の表現をこの"花になる"というワードに表されている気がしてなりません。(でもそれにしたって、「不可解」からまだ2週間ちょっとしか経ってないですよね?そこでこのわかりやすいフレーズをぶっこんでくるの、エハラさんもコーサカさんも命削りすぎでは……?)
でも、キズナアイちゃん、YuNiちゃん、それに花譜ちゃんと、今バーチャルシンガーの筆頭ともいえる歌姫たちを最大限リスペクトして、大切に歌詞の中に織り込むのが上手すぎて最高です本当にありがとうございました。

また、"ファンからの支援・CFによって花咲いた”のは花譜ちゃんだけではなく、エハラさんのプロデュースする前述のヨシナちゃんもそうです。彼女はエハラさん作曲作詞の「サイネリア」、そして「chamomile」といった花の名前がタイトルになっている楽曲をいくつか歌っていて、ここのフレーズとリンクしているように思えます。エハラさんが大切に育ててきた種がやっと花になったのが、ヨシナちゃんという新しいバーチャルシンガーなのかもしれません。ヨシナちゃんの歌をみんな聴いてくれ……バズってくれ……いや、バズらなくていいのでゆっくりゆっくり伸びてくれ……(後方厄介オタク)


さあ 後悔しても意味はない 前に進もう
義理のラブ!Busyなネストでフレンドリー 
(Oh, Oh)

後悔しても意味はないは「hero_」の"立ち止まることに意味はない"
そういえばこの前のバーチャフリークでもエハラさんhero_流してましたし、めっちゃMZM好きですね……知ってます……。ていうかこの曲全体がコーサカさんとエハラさんの公然いちゃいちゃに思えて仕方ないです。合鍵どころの話じゃない。


フルーティラブ×4
Three & Fourでとりま踊ろ

フルーティラブ、じーえふ=grapefruitさんからの愛がたっぷり詰まったこの楽曲を、みずみずしい歌声とどこまでも明るいテンションで歌ってくれるMarprilがとても可愛くて可愛くて、めちゃくちゃ愛しいです。フルーティーラブを伸ばすところ、コーサカさんと三人で両手を振ってくれるところ、ラストってこともありますが可愛すぎてずっとぼろぼろでした。エハラさん、コーサカさん、Marpril、この曲を作ってくれて、歌ってくれて、聴かせてくれてありがとう。


最後に、フォロワーさんがおっしゃっていたことなのですが、この歌詞を考察したり関連したものを考えたりするとき、先日のバーチャフリークのエハラさんのセトリを見ると色々合点がいくというか、むしろこのエハラさんのセトリの濃縮還元みたいな曲だな、っていう話を身内で話しておりました。

この記事の中でリンクを貼った楽曲や連想した曲はセトリを参考にさせていただいたものもあります。ていうか全部いい曲なので全部聞いてほしい。
これまでVの音楽を追ってきた人にとってご褒美みたいな曲」ともフォロワーさんは話していましたが、めっちゃそれ。今までVの音楽を熱心に探して聴いてきた人ほど、この曲はめちゃくちゃ刺さると思います。私もここまで書いてきましたが、全然Vの最先端の音楽シーンには追いつけていませんし、まだまだだなぁと思っています。そんな私ですらこんなnoteを書いてしまう程度にはめちゃくちゃアツい曲でした。本当にありがとう。

最後に

ツイッターでとりとめもなく話していたことをまとめたいなと思ってnoteに登録したんですけど全然まとめられてないしここまでで1万字超えました。推敲というかそもそも文章を短く削るのが下手なので申し訳ないです。ここまで読んでくださった方、すごすぎる。本当にありがとうございます。
つま先から髪の毛までツイッターに染まってるので、ツイッター的構文しか書けず、またオタク特有のなれなれしく気持ち悪い文章になってしまったと思います、ご気分を悪くされた方は本当に申し訳ありません。こういうつたない形でしか想いをつづれない自分がもどかしいですが、とりあえず言いたいことは言えたのでそろそろ終わりにしたいと思います。

重ね重ね申し上げますが、あくまで個人が感じた感想および歌詞から連想したことなので全てが正しいことではなく、間違いや解釈違いも多くあると思います。音楽は芸術作品ですから、感じることは人それぞれだと思いますし、それでいいと思います。(あわよくば他の方の感じたことものぞき見したいなと思いますので、よかったらツイッターやnoteでこうやって感想を書いてくださると嬉しいです。読みに行きたいです。)
制作者が意図していないことまで考えてしまったかもしれませんが、エハラさんのことですし、もっともっと深い意味も込められていると思います。ていうか全然足りてないと思います。いつかこの歌詞について語られるその日(コーサカさん風に言うと”答え合わせ”)を、楽しみに待ちたいと思います。

エハラミオリさん、ワニのヤカさん、コーサカさん、Marprilの谷田ちゃんと立花ちゃん。本当にありがとうございました。大好きです。


全人類Hacked Fruity Luvを聴いてください。


追記:このnoteの中で言及した方々や物事に対して、明らかな間違いや礼を失するような表記がありましたら申し訳ありません。ご遠慮なく連絡ください、速やかに訂正いたします。


2019/9/25追記

MVが投稿されました。はちゃめちゃにイラスト可愛くて死んだ。全人類5億回ずつ見ろ。

そしてエハラさんが歌詞の意味についてツイートしてくださっております。私からはもうこれ以上何も言うことはありません。ありがとうございます。

この曲に出会えてよかった。

この世界とこの曲とこの曲に関わった全員が、大好き!!!

本当に本当にありがとうございました。


2020/1/17追記

コーサカさんとエハラさんによる"答え合わせ"がありました。正直このnoteは1ファンが適当こいてただけで別に読まなくていいのでとりあえずこちらを聞いてください。"答え合わせ"は18:53頃からです。

とりあえず思ったのは、改めてお二人ともマジの天才だし改めてこの曲やべえしまじでこの良い歌詞過ぎて泣いちゃう……っていうことと、推しに一刀両断されるのってこんなに気持ちいいんですね……。っていうことです(?)
この人たちにはマジで何もかなわん~!ってなりました。元々何もかなってるわけじゃないけどこっちの想定の100倍くらい熱量こめて作品作ってるんだなって思うと本当に感無量というか、この曲に出会えて涙が出るくらい幸せですという気持ちです。

"答え合わせ"本当にありがとうございました。

大好き!

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