ステルス努力
大人になってプロとして活躍する人々は、
幼少/青年期から努力を積み重ねているケースが多いように思う
その中でも無意識的な努力とか 周囲から見えない努力というのが技能を向上させる効果が結構でかいと思う
こういうのをステルス努力と呼んだりしています。
・ステルス努力の実際
たとえばイラストレーターになる人は、授業中の落書き、脳内お絵描き、脳内アニメ作画とか
プロゲーマーになる人は友達との対戦、ネトゲ対戦、タイムアタックとか日常的にしていたりする(と思う)
あくまで当人は遊びや習慣のような認識で、努力の意識はないけど、
プロフェッショナルへ向けての成長過程になっている場合が多いと思う
・作曲者のステルス努力
せっかくだから作曲者(筆者の場合)のステルス努力の例をいくつか挙げてみます。
・脳内音楽再生
これは普通に誰でもやると思う 音楽を脳内再生することで想起力も鍛えられそう
慣れるとスロー/倍速再生とかもできる
・替え歌
これも誰もがやったことあると思う 作詞力が鍛えられそう
・ハモリ付け
聴こえてきたメロディーに即興でハモリを付ける遊び
・スケール変換
原曲のスケールを脳内で組み替える遊び
長調を短調にもできるし、ヨナ抜きにしたら演歌っぽくなって面白い
・曲調変更
アニソンをヘビメタ化したりする遊び 脳内でやっても良いし、作って投稿する事もある
・楽器変更
レトロゲームのピコピコ音をフルオーケストラで脳内再生したり、実際に作って遊ぶ
・マッシュアップ
複数の曲を混ぜたマッシュアップを脳内再生する遊び
・サンプリング
工事の騒音からリズムを組んだり、
おっさんの怒鳴り声などを切り貼りしてダンスミュージックとかを脳内で作って遊べる
・ひとり遊び?
改めて挙げてみると、ひとり遊びとして楽しんでいる項目が多い
ひとり遊びのことを努力とはあんまり思わない/人にも言わないから結果として努力がステルス化しているような気がする
もちろん、こういう事柄を全てひっくるめて「才能」という言葉で括っても話が早くて良いと思うんだけど、今回は少し掘り下げてみました
・上達するまで
最初のうちは上に挙げたいろんな遊びも一つもできなかった
習慣として長年繰り返しているうちに徐々に上達したり、
より高度な遊びに挑戦できるようになってきたので
たぶん「努力」と呼べる気がする
(自分もホモ・ルーデンスなんだと思う)
※ヘッダー画像:ICOON MONO様より
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