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カタコト英語接客 稀人マルシェ@阪急メンズ東京 6日目日記

10/7(月)
稀人マルシェ@阪急メンズ東京 6日目。

午前中、無事にヒヨリブロートのパン第二陣、5種類のパンが届いた。10/4は開店前から並んでる人たちがいて、怒涛の勢いで売れて、その日の販売分が完売するのに1時間もかからなかった。

今回は月曜ということもあるのか、開店と同時に駆けつけた人は数人で、あとは緩やかな流れに。それでもパンを求める人の流れは途切れず、今日届いた分がすべて売れた。ヒヨリブロートの人気すごい! 
※完売につき10/8のパンの販売はありません。

お客さんが少ないなか、今日も友人知人仲間たちが足を運んでくれた。デザイナーのミオッティ、2日連続のアロマテラピスト・和田さんと義母のヒサさん、Sing恵比寿のミカさん、小屋メイツの故・おっきーのパートナー、ナオミさん、シブヤ大学メイトのおやびん、稀人ハンタースクール生の薫さんとマホさん(3回目!)。気軽に話せる相手がいるのが嬉しくて、ついつい引き留めて長話してしまった。

それにしても、阪急メンズ東京は外国人のお客さんが多い。半分かそれ以上の割合でいる。マルシェが始まった当初、頭のなかで英語接客のイメージをしてみたらぜんぜん商品の説明やセールストークが思い浮かばず、初日から外国人はターゲットにできなかった。旅先で知り合って一緒にメシを食べに行ったりするのとはまったく別の会話が必要になる(はず)。

今日も外国人客はスルーしていたんだけど(情けなし!)、日本人だと思っていた器を見ていた若い女の子に声をかけたら、韓国の方だった。一度話しかけたら途中でやめるわけにはいかない。とりあえず当たり障りない会話をしていたら、阪急の社員さんがうまく試食に導いてくれた。ここからは僕の担当だ。

ピーナッツバター、ジャム、お茶。スーパーカタコト英語で説明を試みる。「ジャパニーズストロベリー、アマオウ イズ ベリーエクスペンシブ、ベリースイート、イッツテイスティージャム!」的なかなーーーり怪しい説明しかできない。

恐らくほぼ伝わってないが、それでも女の子は「ふんふん」という表情で、僕が渡す試食を口にする。あまおうジャムを食べたとき、英語で「テイスティーは日本語でなんていうの?」と聞かれたから、「おいしい!」と答えたら、「おいしい!」と笑顔。

そこで僕が「韓国語では?」と聞いたら「マシッソ」と教えてくれた。その瞬間、Netflixの韓ドラでおぼえた単語「マシッソヨ」が頭に浮かび、「おお!マシッソヨ!」と言ったら、うんうんと頷き、「マシッソヨ!」と応じてくれた。そして、試飲した仙霊茶の煎茶とサンチャイのピーナッツバターを買ってくれた。

このたった一度の経験で、僕は思った。こんなカタコトイングリッシュでも、おいしかったら人は買ってくれるんだ……。おいしいは国境を越える。明日はいよいよ最終日、おいしいの力を信じて、外国人に話しかける!

終業の20時、10/2〜10/4と今日、レジを担当してくれた販売員のモチヅキさんともお別れ。パンの販売で嵐が来ても冷静、暇な時間は僕の話し相手になり、無茶振りで秘密兵器にも腰掛けてくれて、僕が疲れてそうな時には「休んでいてください」と声をかけてくれたりと、本当に感謝しかない。

お礼を伝えたたら、「これ!」と渡してくれたのは休足時間。雑談してるときに足に効くと教えてくれて、僕が興味をもっていたのをおぼえていてくれたのだ。最後までおんぶに抱っこ、モチヅキさんありがとうございました!

※10/8はパンの販売はありません。
※10/8は16時にマルシェ閉幕です。


会期 10/2〜10/8
平日12時〜20時、土日11時〜20時
※最終日は16時閉幕


 今回の出展者
パンストック(パン/福岡)
【県外からのお客さんも絶えない福岡の有名店】

・ヒヨリブロート(パン/兵庫)
【全国の生産者とのコラボで作る絶品オリジナルパン】

・杉山ナッツ(ピーナッツバター/静岡)
【目指すは「世界一」のピーナッツバター】

・サンチャイ(ピーナッツバター/ネパール)
【食のプロが惚れ込むネパール産ピーナッツバター】

・サルヴァトーレ・クオモ(ジャム/大分)
【イタリアンのカリスマが手掛ける“規格外”の完熟フルーツジャム】

・いちりんご(ジャム/青森&東京)
【砂糖ゼロで罪悪感もゼロの芳醇リンゴジャム】

・養沢ヤギ牧場(チーズ/東京)
【元会社員のヤギ飼いが作る、東京産ナチュラルチーズ】

・仙霊茶(お茶、紅茶/兵庫)
【日本に数パーセントしかない自然栽培のお茶】

・ブレケル・オスカル(お茶、紅茶/静岡)
【味の個性が際立つ「シングルオリジン」のお茶】

・田中啓一 陶芸家
【異国情緒あふれる日常の道具たち】

・伊藤満 陶芸家
【イタリアの風を感じさせる器の数々】

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