見出し画像

東京のヤギ飼いが作る東京産シェーブルチーズ@稀人マルシェ2022

稀人マルシェに参加してくれた稀人イレブンのご紹介vol.3

東京のヤギ飼いが作る東京産シェーブルチーズ

死にたいくらいに憧れた花の都、大東京。(長渕剛『とんぼ』)
東京砂漠。(内山田洋とクール・ファイブ)
俺ら東京さ行ぐだ。(吉幾三)

いろいろな表現がされるけど、一言でいえば都会というイメージしかない東京で、ヤギ飼いになった男がいる。誰かの後を継いだわけじゃなく、脱サラして開業した。そのヤギ飼い、堀周(ほりいたる)さんという。

堀さんは東京理科大物理学部出身で、理詰めで考える現実派。
ヤギが大好きで夢を追ったわけじゃない。「人に頼らず自力で生きる」道を模索するなかで、最大のマーケット・東京でヤギ飼い、そしてチーズ職人になる道を選んだ。

東京でどうやって?
東京も郊外に行けば意外なほどに自然が残っている。堀さんは緑豊かな山の斜面を自ら切り拓き、ヤギを放牧している。ヤギを漢字で書くと山羊。もともと山に暮らしているヤギたちは、急な斜面をぴょこぴょこ跳ねまわってイキイキしている。

北海道のチーズ工房で2年間、東京の八王子にある牛の牧場で2年間の修業を積んだ堀さんは築100年を超える古民家を借りて、家族で移住。放牧場、自宅、チーズ工房一体のジブリ作品に出てきそうな暮らしを営む。

堀さんは時々、山にヤギ散歩に行く。堀さんの後について30匹のヤギが大行進する姿は、アルプスの少女ハイジのペーターにしか見えない。大人になったペーターだ。

東京の山で元気に暮らすヤギのチーズは、とっても爽やかでクリーミー。そのまま食べてもパンに乗せて焼いても、とにかくうんまい。チーズ好きの皆さん、東京産シェーブルチーズはいかが?

稀人マルシェ
日程:12月17、18日
時間:13時~18時
場所:ギャラリー山小屋(恵比寿)
ほかの参加者などなど詳細はこちらをチェック!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?