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ライター人生最短インタビューの相手は17歳のルカ・モドリッチだった。

2006年5月、ドイツワールドカップ開幕前にクロアチアを訪ねた。その時、日本はクロアチアと同じグループリーグだったから、クロアチア代表の新星だった17歳のモドリッチにアポなし取材を試みたのだ。

「日本の印象を教えてほしい」と英語で質問すると、思いっきり顔をしかめて「英語は話せない」と英語で言われて、5秒でインタビューは終わった。ライター人生で最短のインタビュー。英語話してんじゃん!と心のなかで突っ込みながら、写真を撮らせてもらったのはいい思い出だ。

この後、モドリッチは司令塔としてビッグプレイヤーへの道を駆け登り、2018年のロシアワールドカップではクロアチアを準優勝に導いて、最優秀賞選手に輝いた。

37歳になり、キャプテンとして4度目のワールドカップに挑んでいるモドリッチ。今日の日本戦でも、さすがのプレーを見せた。

17歳から20年間、世界のトップレベルで戦い続けるのはとんでもないこと。次のブラジル戦、クロアチアを応援しようと思う。

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