管理栄養士国家試験『38回69番の2』(レプチン)
基礎栄養学
レプチンに関する記述である。
肥満者では、血中濃度が低下している。(〇or×)
どんな話か?
よく登場する、ホルモンに関する問題です(^^
[レプチンの概要]
レプチンは、脂肪細胞から分泌されるアディポサイトカイン(一種のホルモン)です。主な仕事は、食欲抑制と、エネルギー消費の促進。つまりカラダを痩せる方へと導きます。
[肥満者の場合]
肥満者とレプチンの問題は、考える順番がポイントです。考え方はシンプルで、「肥満になっている。つまり脂肪細胞が増えている。だったら脂肪細胞から分泌されるレプチンもたくさん出て、血中濃度が上がっているよね」という流れ。
一方、レプチンの働き(食欲抑制やエネルギー消費量アップ)から考えると、「肥満者はたくさん食べるイメージだよね、あれ?レプチン血中濃度が低いから効いていない?」と混乱するので注意。この手の問題は、分泌される仕組みから考えます(^^
今日も勉強おつかれさまです。
marcy
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