Manufacturing Japan Summit 2025：製造業界に挑むリーダーたちへ

製造業界の次期リーダーへのメッセージ

Every day is a New Beginning!
これは私が大好きな英国デザイナーで、ちょっとしたお付き合いをさせて頂いているPaul Smithさんがよく話されるフレーズであり、私の「座右の銘」になっている言葉です。直訳しますと『毎日が新しいことの始まり』つまり毎日毎日、新しい人との出会いを含めて、全く予想さえ出来ない環境や状況の変化が起こることを楽しみながら一緒にやって行こう！というメッセージであると、私なりに解釈をしています。

そして、まさに製造業界こそ、全く同じような事が言えるのではないでしょうか？自分たちがいくら綿密に計画を立て事業やプロジェクトを推進して来ても、それぞれの企業を取り巻く環境が物凄いスピードで変化してしまう。そんな世の中になったと、日々感じています。

では、そんな状況の中で今後どう戦って行くのか？
また、持続可能な企業として成長し続けて行くのか？

私は２つの重要なポイントがあると考えています。

先ず視野を広げて、データに基づく仮説を立て未来を予測する！

リーダーは、常にデータに基づいた仮説を立て、未来を予想し続けることが極めて重要である思います。
例えば、３年後の自社（または自分自身）のなりたい姿を一度「未来予想図」として描く。そして３年後に、例えその通りにならなかった場合でも、更にその次の未来を予測し「未来予想図‐Ⅱ」を描き続けることが求められます。つまり、リーダーは常に自らがモチベートされた状況でないと、部下やメンバーを集めて強いチームは作れないと思います。その為には、自分自身がそれぞれの企業の未来を切り拓いていくという強い想いと、データに基づいて仮説を立て、課題達成型で戦略的な事業計画を立てていく力が必要になると思います。そして、その成功へのストーリーづくりこそ、最も重要なプロセスになります。

自社の技術をベースに破壊的なイノベーションを！

次に明るい未来を創る為には、技術開発が必ず必要になります。
これまで自社で培ってきた技術と、破壊的なイノベーションを起こしそうな最先端の技術の組み合わせた新しい技術の開発です。
その為には、もう一度「それぞれの企業の持つ、他社に無い技術は何か？」を深く考えてみる事と、模倣困難性の高さという観点で整理し、優先順位を付けることが大切だと思います。そして、製造業のリーダーの皆さんには、それらの自社で開発して来た技術を、これからもずっと磨き続けて頂きたいのです。
一方で、破壊的なイノベーションを起こしそうな技術の開発についてですが、ここで一つ大切な考え方として『他人と違うことをやっている人や、やり方を認めてあげよう』というのがあると思います。私自身は、どちらかと言うと会社や組織のルールを守りながらも、既存の枠組みや決まりの通りにはやって来なかったタイプだと思います。むしろ、常に新しい考え方ややり方を、提案し続けて来たと思います。当然、他人と違った事ややり方を推進する際には、大きな重圧やハードルの高さを感じました。しかし、そこには必ずアドバイスをくれたりサポートしてくれる上司や同僚や部下が登場してきました。
私は次世代のリーダーになる皆さんにはそんな、他人と違うやり方、組織や会社のルールから『少し（かなり!!??）』かけ離れていると感じるような人たちの意見を聞いてあげ、認めてあげられるリーダーになって頂きたいと強く思います。未来予想図を描きながら、他人と違う事をやっている人たちを認めてあげられる強いリーダーに是非なってください！

『Manufacturing Japan Summit 2025』では、製造業を牽引するリーダーが講演を通して、ご自身の経験や熱い思いを共有してくださいます。製造業界で奮闘する皆さん、次期リーダーの皆さんに、現状を打破する勇気と困難な時代を生き抜く力を授けてくれるものになると思います。ご参加の皆さんと、製造業の未来やリーダーの在り方、次なるイノベーションについて、会場で語り合えるのを楽しみにしています！

■開催概要
【名称】 Manufacturing Japan Summit 2025
【日程】 2025年2月4日（火）～5日（水）
【会場】 ホテル椿山荘東京
【主催】 マーカス・エバンズ・イベント・ジャパン・リミテッド

■詳細は下記よりご覧ください
https://bit.ly/3DmkMpW

■お問い合わせ・申し込み
広報担当（齋野）
MizukiS@marcusevansjp.com