126. 2024横浜ファイナル奮闘記14|若者達の躍動とスタッフチーム文化
1|難しかった会場運営
2024横浜ファイナルは、
- 初開催であり前例がない
- 市街地開催
- 打ち合わせをもつ時間が十分にとれない
- 全体が集まるのは当日のみ
- 両日参加スタッフの確保が難しい
など、会場運営をするうえで極めて難しい状況があった。
これまで開催してきたどの大会よりも、難易度が高いものだった。
約60名いた2024横浜ファイナルの1/3程度が10〜20代で構成されていた。
- IPU 環太平洋大学マーチングバンド部
- 奈良学園大学マーチングバンド部
- 愛町吹奏楽団
- THE FOCUS
- 綾北 Mercury Winds など
さまざまなチームから集まっていた。
この2024横浜ファイナルを振り返るなかで、この若い力の躍動と活躍は目を見張るものがあった。貴重なアーカイブとして記しておく。
2|自主的な動き
2024年12月27日 / 19時頃
本部に集まって1日目を終了した。
多くのスタッフが本部部屋をでた後も、フロア動線チーム(若者チーム)が集まっていた。おしゃべりではななく、何やら真剣な面持ちだった。
翌日(2日目)に備えて、
- 一般大編の動線対策/確認
- リトリート/表彰式の動線検討/確認
- 写真撮影場所の変更と動線確認 など
をしていた。
私から指示をしたものではない。
自主的/自律的に話し合いが始まっていたのが嬉しかった。
目には入っていたが見守っていた。
少ししたら呼ばれた。
「もろみさん!明日のことなんですけど、、、」
話を聞く前に答えた。
「オッケー、それでいい!それでいこ!」
笑っていた。
その後、内容を確認し、私の方から出場チームへメールして事前に伝える内容を共有した。若手チームは、その後もフロアに戻り、当日の動線やスタッフ配置などを確認していたのも嬉しく頼もしかった。
3|チームの文化をつくれた意義
裏動線チーム(搬出入チーム)の動きも素晴らしかった。
フロア動線チームと連動しながら全体の流れをコントロールしてくれていた。
2024横浜ファイナルの成功は、自律分散型のスタッフチームが機能した功績が大きい。それぞれが考え、それぞれが判断しながら行動してくださった結果、流動性と柔軟性に富んだスタッフチームがつくれたのだと考えている。
木が丈夫にまっすぐ立つためには、同じくらい丈夫で大きな根が必要になる。スタッフチームは正に根のようなものだ。
自分で考え、判断できる強固なスタッフチームがなければ、運営全体は安定しない。2024横浜ファイナルは、自律分散型のスタッフチーム文化をつくり、全体で共有できた点においても、大きな意義があったと考えている。
こうしたスタッフチームの動きにも想像を広げて2024横浜ファイナルをみると、また違った面白さと感動があるだろう。
これは僕たちの物語
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125. 2024横浜ファイナル奮闘記14|若者達の躍動とスタッフチーム文化
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