123. 2024横浜ファイナル奮闘記11|そしてぼくは、もっとバンガードが好きになった
[前置き]
2024横浜ファイナルにエントリーいただいた全チームにそれぞれの物語があり、多くのことを乗り越えてこられたことと思います。
そのチームの一つである「創価ルネサンスバンガード」について、僭越ながら諸見個人の想いも含みつつ記しています。(申し訳ありません)
理解していただける方は 続きをお読みください。
1|泣いた
2024横浜ファイナル(以後:横浜ファイナル)の全てのプログラムが終わり、創価ルネサンスバンガード(以後:愛を込めて敢えてバンガード)の方々にご挨拶に行った。
泣いた、数年ぶりに、人前であるにも関わらず。
声がでなくなった。
弱々しい声をどうにか振り絞って伝えた。
「ありがとうございます」
内閣総理大臣賞最多受賞という歴史を背負う強さと凄さ、素晴らしさを間近で感じた者として、私の胸の内を記しておきたい。
これは私の、バンガードへの賛辞。
2|どうしてもバンガードに出場してほしかった
バンガードの存在は、高校生のときに知った。
カッコいい存在だった。
日本を代表するにふさわしい歴史と風格、そして実力を兼ね備えたマーチングバンド。だからこそ、2024横浜ファイナルに一緒にフロアに立ちたいという強い想いがあった。
しかし、大きな問題があった。
「2024横浜ファイナルが初開催」であることだ。
まだ実績も、歴史も浅い「マーチング祭 ALL JAPAN CHAMPIONSHIPS」に、そもそもこの年の瀬に出場する理由が見当たらないのが普通だ。
バンガードに横浜ファイナルに出場していただきたくて、一緒に横浜ファイナルのフロアに立ちたくて、水面下では何度もアプローチをしていた。
エントリーが決まっても、フロアサイズ、大所帯であるが故の動線確保など、課題は多かったが、いつも前向きに柔軟に考えてくださった。
マーチングバンド全国大会で、数えきれないくらい多くの内閣総理大臣賞に輝いてきたチームの懐の大きさと、柔軟さに、いつも驚かされていた。
そして何よりも、バンガードの歴史を背負いながら進む覚悟と強さを、ひしひしと感じていた。
3|横浜ファイナル終演後の涙
2024横浜ファイナルの全てのプログラムが終わり、バンガードの方々にご挨拶に行った。
対面し、話をしているといろんな想いが込み上げてきた。
特に心を揺さぶった姿があった。
YOKOHAMA ROBINSのウイナーズショウ終了時に、一番最初に立ち、スタンディングオーベーションをしたチームがあった。
創価ルネサンスバンガードだった。
正直いうと、驚いた。
"私にはできない…"
いろんな複雑な気持ちがあるかもしれないなか、目の前で披露する自分達と熱戦を繰り広げたYOKOHAMA ROBINSに、これだけの賛辞を表現できる。それも笑顔で。(それにしてもいい表情だった)
その姿に感動した。そして、もっともっとファンになった。
これまでさまざまな重圧や課題を乗り越えながら取り組んでこられてきたであろう日々を想像したら、涙が溢れてきた。
何者でもない私たちのつくる「横浜ファイナル」開催と船出に、勇気をもって胸をかしてくださったこと。
いろいろなことを背負いながらも、さまざまな課題に対していつも柔軟に、そして力強く対応してくださったこと。
ただただ感謝の気持ちしかない。
どこをとっても、一つひとつが力強く、そして何よりカッコよかった。
高校生の頃に憧れたバンガードは、やっぱり憧れのバンガードだった。
本稿を、日本マーチングの歴史の重さと重圧の中、必死に努力し、力強く進む創価ルネサンスバンガードのメンバー、諸関係者様への最大の賛辞として記す。
2024年12月29日 7時9分
マーチング祭
諸見 賢
ぼくたちは
もっともっと
マーチングを楽しんでいい
その舞台をマーチング祭®︎がつくっていく
これは僕たちの物語、わたしたちのものがたり
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123. 2024横浜ファイナル奮闘記11|そしてぼくは、もっとバンガードが好きになった
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