121. 2024横浜ファイナル奮闘記9|たった一つの選択肢が世界を変えることがある|もろみ
1|20代に抱いた想い
20代にアメリカDCIを体験した私は、「日本でもアメリカのような雰囲気のマーチングイベントはつくりたい」という想いを抱いていました。
当時の自分は思いやイメージだけで、ただただ周囲に伝えるのみでした。
イメージややり方を共有していれば、いつか誰かが実現したり、誰かと一緒に実現できるだろうと思っていたのです。
何も変わりませんでした。
40代を迎えるときに気がつきました。
"誰かが始めなければ、はじまらない"
そこから、鶴巻さんといっしょに「マーチング祭」を立ち上げて、イベント「2018すごい!マーチング祭 in 焼津」をつくり、活動を始めました。
「祭」という名前も、
- マーチングを通して、人が集まり
- マーチングを通して、人が通い合い
- マーチングを通して、みんなで楽しみ
- マーチングを通して、皆が熱狂し
- マーチングを通して、みんなに毎年逢える
そんな場所にしたいという想いがあったためです。
2|交流タイムを観て思いだした
「2024マーチング祭 AJCS 東海オープン」のフロア交流タイムは、幼/保育園生も混ざって、とても賑やかな時間となりました。(昨年は出場団体の多さから、Jr.部門と分けて表彰式を開催したため)
園児と学生や大人が混ざって
一緒に楽しむ姿に静かに感動していました。
同時に、
"観たかった風景"
だったことを、フッと思いだしました。
こんなにもたくさんの異年齢が、
一度に
同じフロアで
感情も交えながら
交流できるものは「マーチングを置いて他にない」と考えています。
フロア交流タイムを観て、マーチングのよさを改めて実感し、再確認した時間でした。
3|想い
"たった一人の たった一つの選択肢が
世界を変えることがある"
この言葉を信じている。
私たちが「祭」をはじめたころは、本当に小さな活動だった。
最初のころは本当に大変なことの連続だった。
- 相手にもされなかったこと
- お金の問題
- 圧倒的に足りない人でと時間
- 理想と現実の大きなギャップ
未来に目を向け、歩き続ける日々だった。
徐々に活動が認知されるようになり、
20代に抱いた夢が
20年の時を経て
たくさんのワクワクを生み出すようになった。
今は、自分の人生を生きている感覚はない。
みんなのワクワクに突き動かされている。
多くの方に応援していただいて、支えていただいている。
その想いに応えたい。
その一心。
"この楽しさをもっともっと多くの人に届けたい"
つよくつよく想う。
つよくつよく願う。
2024 横浜ファイナルは、きっと多くの方の心に残る場所になる。
ぼくたちは
もっともっと
マーチングを楽しんでいい
その舞台をマーチング祭®︎がつくっていく
これは僕たちの物語、わたしたちのものがたり
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221. 2024横浜ファイナル奮闘記8|たった一つの選択肢が世界を変えることがある|もろみ
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