万次郎と私。#3
ペーパーライダー講習の申し込みが終わった頃、家から1番近い(矢太郎で5分)レンタル倉庫の会社から、バイク用ならココ空いてるよーとメールが。見学したいなら、ダイヤル式の鍵のナンバーコレだから勝手に開けて下見してー!とのこと。
勝手に見てええんや…と思いながら、メジャーだけ持って矢太郎で向かい、開けて見てみること数分。内寸やら地面からの高さなどを計測し、ま、こんなもんよな、と早々に借りることを決めて必要書類のやり取り開始。
なんか…トントンと進んでいくね?!
勢いある時ってこんな感じよね?!
(後日このチェックの甘さで散々な目に遭う)
で、迎えたペーパーライダー講習日。
自宅から高速乗ったら30分くらいで着く場所まで、電車を乗り継ぎえっちらおっちら1時間半遠いな(白目)!
そして駅から徒歩15分…。
あらかじめ買っておいたメットと手袋、ユニクロで調達した麻の長袖シャツを担いで、のどかな小川沿いをてくてく。
今回お世話になったのは、岡崎にあるレッドバロンライディングスクール!教習車もお借りできて、1時間5000円(2021年7月)だった。
お、アレかな??と建物が見え、入口まで進んで気がついたんだけど…
車もバイクも1台も泊まってないよね…
か、か、貸切じゃないですか?!!!
そう、私のためだけに、この日、スクールを開けてくださったのでした。神か。
優しい先生が1人で待機しておられ、受付から講習までマンツーマンでしっかりみっちり。
自動車免許がAT限定でクラッチの概念が消えている脳みそに、ひたすらにニュートラルから3速までの増減操作を反復練習…。
汗だくの1時間は瞬く間に過ぎ、「全然普通に乗れそうですねー♪お疲れさまでした!」という先生のコメント。あの…坂道発進とか…色々他にも…やってませんけど…ほんといけますかね…という不安をガッチリ顔に出しつつ終了したのだった。
「もし不安だったらまた予約してください」とニッコリ笑顔の先生に生返事しながら、カーーっお商売上手…!!と思ったのは内緒だ。
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