「虎に翼」第8週「女冥利に尽きる?」
はい……金曜の放送回で、筆者の涙腺は無茶苦茶にされました……朝から声上げて泣いてしまった。おかげさまで起動が遅れました。
MVPは優三さんでしょう。異論は認めませぬ。
優三さんに持っていかれてしまったので今回は手短に(血涙)
ずっと寅子のことが好きで、寅子が仕事で過失をしてしまったときは優しく励まして「いやなことがあったら二人でこっそりおいしいものを食べよう」と癒してくれる優三さん。娘ラブなのも好きです。
出征するそのときまで菩薩さまもびっくりの慈愛でした。
出征前日は寅子とお出かけすることを望み、二人で川辺を歩きます。
唐突に謝り始める寅子。
「私なんかと結婚させて、優三さんの優しさに甘えて、子どもをつくって、結局弁護士も辞めて。優三さんに司法試験の勉強を続けるよう説得しなくてごめんなさい」
と心からの謝罪。
優三さんはそれに「はて?」と返します。
「僕は、何かに夢中になって頑張るトラちゃんが好き。ううん、頑張らなくてもいい。トラちゃんがトラちゃんの人生を、思い切り生きること。それが僕の望みです」
打ち込みながら涙が止まりません。
全肯定じゃないですか…。トラちゃん、あなたの御夫君は間違いなく、山より高く海より深い慈愛を注いでくれる「一握りの殿方」ですよ。
いや、こんな人が一握りもいるのかどうか…
フラグを立てていかないでよ、優三さん。
直道おにいちゃん、あなたもだよ。予告で花江ちゃんが泣き崩れていて私は不安でしかないよ。
轟くんも、「俺たちの轟」も生きて帰ってきてね(頼むから)
割とあっさり行っていたし、あさイチにもスタジオパークにも出ていないから君の出番はまだあると信じているよ(頼むよ)
少し涙をこらえながら「死ぬなよ轟」と声をかけたよねさんに対して「お国のために」ではなく、「俺を誰だと思っているんだ」とかっこよすぎる返しをして、これで帰ってこなかったら許さないから!!
扱う時代がハードなのでうまい言い方が見つからないのですが、こういう「身近な人が突然戦地に駆り出される」というのが堪えます。
轟はメンタルもフィジカルもまあまあ強そうですが(と信じている)、「俺にはわかる」で視聴者をクスっと笑わせてくれた直道おにいちゃんや、優しくて緊張したらお腹が痛くなってしまう優三さんまで行かされてしまうとは。
戦争とはなんと残酷で、つらいものでしょうか。
大切な人と突然別れる。そして、生きてまた会えるかわからない。
想像しただけで胸が締め付けられるように悲しいです。
来週の予告が、第一話の冒頭を回収していたり花江ちゃんが慟哭していたり、直言が苦しんでいたり(来週のプレミアムトークのゲストだそうで…)と涙にくれる週になりそうです。見たいけれど、見たくない…
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