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 金曜日若者サポートプログラムがある日はクラス終了が21時になります。
それでもみんなちゃんとまじめに通ってきてくれています。自分自身の生きづらさや困りを実感しているからでしょう。

 今日、移動時間に田坂広志さんのメルマガを読んでいました。
そこには

「アメリカの初等教育において、
 必ず、子供たちに教える言葉があります。

  Define your own success.

  あなた自身の「成功」を定義しなさい。

 この言葉を聞くとき、
 我々は、気がつきます。

 世に溢れる「勝者」や「勝ち組」という言葉の中で、
 自分自身が定めた「成功」の基準ではなく、
 社会通念が定めた「成功」の基準によって、
 無意識に、人生の道を選んでいく。

 その我々の姿に、気がつきます。

 しかし、そのことに気がつき、
 自分自身の「成功」を定義しようとするとき、
 我々は、しばしば、
 さらに深い問題に突き当たります。

  自分が本当に求めているものが、
  分からない。

 それゆえ、アメリカの初等教育においては、
 先ほどの言葉とともに、
 必ず、もう一つの言葉を教えるのでしょう。

  Find your own uniqueness.

  あなた自身の「個性」を発見しなさい。

 すべては、深い「自己探求」から始まる。

 この二つの言葉は、
 そのことを教えてくれるのです。

 2005年6月20日
 田坂広志」


とても意味深いことばです。
私も常に「自分の成功」という言葉に替わる「自分の幸せ」を探求している。まだまだ過程にある。

文中、田坂氏は「Uniqueness」を日本語訳で「個性」と訳していますが、
日本語の「個性」と言うニュアンスと「ユニークネス」「ユニークさ」のニュアンスには違いがあるように思う。

日本はとかくこの「ユニークさ」は「変わっている。変人である。という風に欠点と感じさせてしまう。
けれど、アメリカにおいては「ユニークさ」は強みであり、個性です。

 今年一年、学生も含め、若者たちに自分の強みと弱みについて向き合ってっもらっている。まだまだ、わからないところが多い。
私自身もまだまだ気づいていないユニークさもあるのだろうと思う。

「ユニーク」なところが強みになる教育や社会になれば良いと願う。
画一的で無色な社会は面白くないし、そんなのは地球じゃない。

ユニークな若者サポートプログラムへのクラウドファンディング行っています。どうか彼らへ応援よろしくお願いします。


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やまもと まゆみの世界感<発達障害って言葉が無くなること願って、大人と子どもの発達支える仕事してる>
個性といういろんな色がいろんな形で彩っていく美しい社会の実現を目指し 活動しています。 どうか応援、サポートお願いします。 今は、奈良の限界集落の地域おこし、オルターナティブスクールの創設、 組織内のダイバーシティ化推進を目標にがむしゃらに頑張っています!