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いくつになっても脳は変わる、自分は変えられる。
知っている人は知っている。
私はそこそこ長く生きている。
年齢を感じるお年頃。
この年末年始に一気に来た、その兆候が。
今まで健康体で医者に行くことも 検診受けることもほとんどなかった人生で初めてというくらい打撃を受けた。
で、ただいまお身体チェック月間。
ま、不調はあるのですが、なにか異常がみられるわけでもなく
最近の大きな峠を越すのに少々無理をしたのかな?くらいに考えている。
先日は脳神経外科で検査をしてもらった。
実は、この検査が曲者で、話せば長い話なんですけど、
せっかくなので書き留めておきます。
読んでくれるかは別として・・・。
検診は受けないけど、
自分の脳はちと心配。
と思ったので、おそらく10年くらい前。
もしかしたら、もっと前?ってどうでもいいか?それは。
その頃に、脳ドックを受けようと思い始めた。
すぐに予約ができるところを探してみたのだけれど、
簡単に脳ドックを受けることができる場所が大阪にみつけられなかった。
思い立ったら、「すぐ」行動に移したいわたしは
東京で検査してもらえる場所を見つけた。
思い立ってからおそらく2週間後くらいかな?
で、その検査のためだけにわざわざ東京に行った。
そして、いざ検査!
となった時にわたし、パニックになったんです!
寝転がって、顔を固定されて、カパッて上からヘルメットみたいなマスクみたいなものかぶせられるその瞬間(今はそんなのとは違うかもやけど)
「ちょっと、待ってください!!!」
と言って
もう一度座りなおさせてもらいました。
自分を落ち着かせるために・・・
再度チャレンジするもやっぱり無理で・・・💦
検査技師の方に
「これ、検査できなかったら、とか、途中でSOSボタン押したらどうなりますか?」って聞いてみた。
「それは、検査料が無駄になりますね・・・」だって。
わざわざこの検査のために旅費使って来てるのに
それだけじゃなくって安くない検査料もパーってこと?
それはあかん・・・
大事なお金を無駄にしたらあかん。
必死で心落ち着かせて、(おそらく20分くらいはかかった)
目をつぶり、違うことを考えることに集中し、なんとか根性で耐えた。
あたまに浮かんできたのは、
あの石垣島で見た素晴らしい星空。
ずっと星空とその時に感じた風の気持ちよさが思い出された。
石垣島の思い出で20分必死に耐えた。
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この時に、自分にはこんなことがあるのか?と知った。
頭部を圧迫されるとパニくるのだ。
そんな経験があったから、今まで以上に子どもの言動の理由が理解できるようになった。
まだ脳の発達が未熟な子たちがパニックや癇癪をおこしても何ら不思議はないし、なんなら共感さえできる。
そうなりたくてなっているわけではないってこと。
できたら、そんなこと避けたいと思うのだけど、
こればっかりは自分ではどうすることもできないんだな。
それ以降しばらくはMRIの検査から遠ざかることができたんだけれど、
今から5年ほど前に随意運動のプログラムを考えて、試しにやってる時に
床におでこをぶつけてしまった。(笑)
どんな運動やねん・・・と自分で突っ込み入れたくなるけれど、
とにかく頭を強く打ってしまったので、
診てもらわなければ。と思った。
あの、東京での検査のことが思い出される・・・。
また、パニックになってしまうのか?と不安になりながら
脳神経外科を受診した。
結果的に
やっぱりパニックになった。(笑)
そこのクリニックは次々検査する小さなクリニックだったので、
検査技師の人には いやーな顔されるし、
看護師さんも途中で様子見に来たりして、
非常に肩身が狭かった。
でも、しょうがないじゃないか、
正気じゃいられなくて不安が押し寄せるんだから・・・。
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なんとか20分くらいで気持ちを落ち着かせ
20分耐え忍んだ。
目をつぶって。
で、まだ続くこの話。
先週末、ちょっと不安になることがあったのと
次の日が低山登山だったので、
念のため脳神経外科へ。
さてさて、またまた脳裏によぎるわけですよ。
5年前のパニックになった検査の時のことが。
あーあ、やだな~と思いながら
脳神経外科に着いた。
ところが 今回はなんとなく違ってた。
なぜかわからないけど、あまり不安を感じていないような・・・。
心臓もバクバクしないし、気分も暗くならない。
で、ま、一か八かの検査。
検査台に座って、
ゆっくり寝転ぶ・・・。
あれ、平気じゃないか?
わたし、大丈夫やん!
目をつぶらないと無理なのは一緒だけれど、
パニックにならず
検査技師の人に迷惑もかけず
すんなり、検査は終わってしまった。
な、なんなんだ?
これは、パニックを克服したってことか?知らない間にわたし。
わたしの脳みそ、頑張ってたんか?
この年になってまだ、発達?してくれるか? ありがとう!
ほんま、ありがとう!
あきらめていた苦手というか
生理的に受け入れられないことが平気になるってすごい。
このわたしですら、変わるんやから子どもが変わらないわけないよね。
そうや!あきらめず、脳みそフル回転。
脳のネットワークにアプローチ。
今までに経験したことないことにチャレンジだ。
チャレンジしようと思える脳に変えてみよう!
子どもたちもチャレンジしたいって思う脳に発達だ~!!!
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ということでようやくタイトルに関係するお話に落ち着いたわけです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
今回も脳に異常は見当たりませんでした!
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