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発達障害の子がグ――――ンと伸びる心と体の育て方」~その後#001~
昨日、久しぶりに卒業生のお母さんからお子さんの近況報告が来た。
しっかり年齢に応じた教育環境で発達、成長を続けているようでした。
その子は私が沖縄で一週間くらい合宿の参加者でした。
私が、子どもの発達支援に係ってすぐくらいに
野外活動は子どもたちに必須の環境で、もっと言うなら宿泊を伴うものが
グ―――ンと子どもたちの発達、成長を底上げするだろうと気づき、
教室を飛び出した環境を整えた。
下は小学校1年生から中学生、時には高校生まで参加した。
保護者は参加しない合宿だったので、1年生の子はホームシックになった。
知らない土地で過ごすのは心ごそかっただろうと思う。
小学生の殆どはしばらくするとホームシックに係って泣いていた。
そんな時にはスタッフが一緒に寝てあげたり、
慰めたりとしながらなんとか一週間を過した。
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沖縄という離れた土地であったのも良かった。
簡単に帰ることも迎えに来てもらうこともできないから
頑張るしかないのだ。
寂しい思いをしたからもう参加しないか?というと
そうでもない。
ずっとみんな参加していた。
その内、年齢の違う友だちのようになっていった。
じゃあ、野外活動しに連れて行けば良いのか?というと
それだけでは意味がない。
幼児期は、それでも良いのだ。
自然が、地球が子どもたちを育ててくれる。
いろんな刺激が感覚受容器から入り、しっかりと脳を育む。
ずっと昔から「森のようちえん」は人気がある。
でも、なぜ、森なのか? なぜ屋外に子どもたちをおくのか?
3歳と6歳は同じ場所に居てもしっかりと発達目標が違うから
違う関わりで無ければなりません。
発達段階を理解して違う発達目標を達成するための工夫が必要なのだ。
だから、そんなことが分かっている人がいなければ、
ただ遊ぶ場所が屋外か屋外か?の違いだけで、さほど変わりがなくなってしまう。
指導者のスキルが無くても野外であれば、他の要因で子どもたちはすくすく育ってくれるので、楽なのだ。
野外活動メインの環境で指導スキルがない人の保育環境と
屋外、あるいは、都市部での環境であるが、しっかり子どもの発達過程を理解し、子どもを育む環境とどちらを選ぶか?と言われると
「うーーーむ。」非常に悩む。
そのうち、認知能力が発達していくと幼児期と同様の野外活動では反対に
様々な認知能力や社会性などの獲得を邪魔してしまう可能性も否めない。
ただただ、好きなことをして遊ぶ。は幼児期だけで十分だから。
そんなことを常に考えながら合宿では参加していた子たちへ様々な活動や提案をしてきたのだ。
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みんな本当に健やかに育った。
みんなの中でもまれながら、大切なことを学んでいった。
教室以外の姿を見ながら、また、新たな発達課題を見つけてもいった。
私は、当時その合宿を「24時間アセスメント」と呼んだ。
スタッフと子どもたちは同じ部屋で寝泊まりするからだ。
大変だったけれど、本当に必要な発達がどこにあるか?
獲得すべきはどんな力であるのか?
を子どもから教えてもらった。
詳細は、また書いてみようと思う余裕が出てきた時に書いてみようと思う。(笑)
今新たな発達と学びの場所を作るためにチャレンジしている野外活動は
こちら>>
子どもの育つ環境整備と地域活性化を可能にするチャレンジだ。
合宿は人数限定ですが、母子の参加の場合は無料です。
日帰りでも大丈夫。
是非、ご参加ください。
お待ちしております💛
空気の違い、風景の優しさ 堪能してください。
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