「コロナの味覚・嗅覚障害」体験記
みなさんこんにちは、まーぶるです。
わたくし2023年7月末にコロナに感染し、記事タイトルにもあるように味覚・嗅覚障害の後遺症が残っちまいました。正直、罹らない自信があったのですが私の免疫細胞はあっさりと負けてしまいました。合掌。
そんなコロナの体験記(感染手記?)を残しておこうと思い、ひっさしぶりにnoteを開いた次第でございます。
本記事の内容は個人的な考えや感想であり、特定の個人や不特定多数の方を不快にさせてしまう意図はありません。ご了承いただいてからお読みくださいますよう、お願いいたします。
感染から回復まで
前座として「コロナで一番きつかった時期」にも触れておきます。
私の場合は完全に熱が下がって日常生活が送れるようになるまで丸5日かかりました。症状としては以下の通りです。
発熱の最高は39.6℃、平熱になるまでは約4日ほどかかり、その間は寝ている状態が多かったために腰もやられました。後述する頭痛も併せて「高熱・腰痛・頭痛」と最悪のコンボで泣きました。
とはいえ解熱鎮痛剤は神です。薬を服用した瞬間、あり得ない量の汗をかいたと思ったら急に1.5℃くらい下がりました。
味覚・嗅覚障害発症から
さて、ここからが本題です。快復したかと思いきやそんなことはなく。
朝食に何気なく食べた豚丼が急に無味無臭になりました。まさかとは思っていましたが、後遺症として味覚・嗅覚障害を発症していました。
ここからは都度メモしていた私の味覚・嗅覚の記録を基に書いていきます。
2023.8
身近にも味覚と嗅覚がなくなってしまった方がおり、話も聞いていたので驚きはしたものの数週間で戻るだろうと考えていました。
また、貴重な体験ができていると思い、もずくパックの酢をがぶ飲みしてもブラックコーヒーを飲んでも味がわからない感覚にテンションが上がっていました。
2023.9
口に何か入れても全くわからない段階から、「酸っぱい何か?甘い何か?」と系統は判断できるまで戻りました。例えば、シュークリームを食べたら甘い何かを食べているなと感じる程度です。
一方で嗅覚は全く戻らず、このときに日常生活で少し危険かもなと思い始めました。ガス漏れしていても気づけませんし…。
2023.10
このときは既に味覚・嗅覚が無い生活に慣れてしまい、食べても味がしない現状に対して特に何も思わなくなりました。慣れとは怖い。
2023.11
3か月経過で何かしらの味や匂いがするようになりましたが、感じるそれらは本来のものではありませんでした。
食事中、例えば焼き肉を食べても別の何かしらの味や匂いを感じてしまい、それがいったい何なのかを思い出す奇妙な作業をするようになりました。
2023.12
味覚・嗅覚障害の内容が「全くない → 別の味・匂いに感じる」と変化しました。
さらに不思議なことに、酔っぱらうと料理の味が明らかにわかるようになりました。脳がなにかしらの判断ミスをしており、アルコールが入ることでそれが緩和されて本来の正常な状態に戻る…みたいな?どうなんでしょう。
2024.1
半年が経過しました。
一生味が変なご飯を食べ続けることに危機感を覚えたため、味覚障害に効く(かもしれない)亜鉛サプリを飲み始めました。
亜鉛を飲み始めたこと、もしくは時間経過が功を奏したのかは謎ですが、明らかに本来の味がし始めました。外食がちょっと楽しみになるくらい。
2024.4
就活も終わり、研究も学会発表に向けて忙しくなる中、感覚的には味覚は本来の8割、嗅覚は本来の7割程度は戻り、ほぼコロナ罹患前と同様です。
でもやっぱり嗅覚の戻りが遅いのはなぜなのでしょう。
まとめ
悲しいことに持病の影響で絶食と食事制限の経験が多いことや、ある程度の期間が続くと無味無臭生活に慣れてしまったため、そこまで大きなストレスではなかったというのが素直な感想です。
とはいえ、味を感じられるようになってから食事が楽しくなったのも事実ですので、ほぼ治って本当によかったです。
みなさんもコロナにはお気をつけください……。
それでは今回はこの辺で、バイバイ👋
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