見出し画像

音楽の遍歴①-歌謡曲からアメリカンポップス、ハードロックへ

皆さんこんにちは。

今日は”音楽バカ”を自認するぼくの遍歴についてお話をしたいと思います。


・はじめての音楽体験
最も古い記憶に残る音楽体験はなんだろう…と記憶を辿ってみる。
はじめに思い浮かんだのは小学生の頃、はじめて自分で買ったレコード(ドーナツ盤)です。それは尾崎紀世彦の「また逢う日まで」。

検索して驚いた!これこれ!
懐かしすぎる

自宅にはステレオなんていう大それたものはなくプラスチック製のポータブル式プレイヤーしかなかった。お小遣いを工面して買ったのだからよっぽど好きだったのだろう。確かに尾崎紀世彦の歌は今聴いても本当にうまい。そして日本人離れしたビジュアルも相まってスター性に富んでいた。
そしてはじめて買ったLPは『太陽にほえろ』と『傷だらけの天使』のカップリング盤・井上堯之バンドだった。

帯の色やデザインまで覚えてる
聴き倒したなあ

・そして洋楽に触れる
そして、はじめて洋楽に触れたのが6年生あたり。日曜日の午前中にラジオで流れていた洋楽のベスト10を聴いていた。その中ではカーペンターズやスリーディグリーズなど当時アメリカでヒットしていた曲をよく聞くようになった。歌詞の意味は分からずともその情緒味溢れるメロディアスな音楽に心惹かれた。そして、中学生になりはじめてビートルズと出会った。…正確には巷で頻繁に流れていたので歌自体は知っていた。それはもうウブな中学生を夢中にさせるに充分すぎる程の魅力に溢れていた。しかしどんなに頑張ってもレコードは月に1枚買えればいい方。
当時はラジオからカセットテープへ録音をし、それを繰り返し聴いていた。そのせいかちゃんとしたシステムで聴くようになるまでビートルズは録音が悪い…と思い込んでいた。
迷いに迷ってはじめて買ったのは初期のベスト盤的な「オールディーズ」だ。
その後、苦労して「LET IT BE」「ABBEY ROAD」の2枚も買った。
白状するとこの頃、アグネス・チャンに夢中になっていた。今は無き有楽町の日劇などへ見にも行った。
もう一つ、その頃夢中になって聴いていたのがスージー・クアトロだ。革のジャンプスーツに身を包みシャウトする姿に惚れた。

はじめて買ったビートルズのLP
今でも大切に持っている
音は所謂疑似ステレオで正直ひどいマスタリング
シングルベストみたいなアルバム

・ロックバンド一直線時代
その後、Deep PurpleやLed Zeppelinなどのブリティッシュロックにハマりいつかバンドでギターを弾きたいと夢見ていた。その他にもCREAMやJeff Beckなど片っ端から聴いていった。

有名な武道館ライブ
凄まじい熱量で半ば発狂寸前
ハイウェイスターは当時のギター小僧が漏れなく練習していた

 ↑ オリジナルメンバーのライブ映像までありました いい時代ですね

その頃、同時進行で聴いていたのが日本でも人気の出たQueen。クラスメイトの女子の中にも大ファンがいた。中学2年(1975年)の冬にあの映画化もされた有名なアルバム『オペラ座の夜』がリリースされ夢中で聴き倒した。

クイーン/オペラ座の夜
凝った紙質の素晴らしいジャケットだった
CDも持っているが、LPも大切に持っている

 ↑ ボヘミアンラプソディの面白い映像がありましたので貼っておきます 映画バージョンと本物のライブエイドの同時比較です

そして高校へ進学後、念願のギター(Grecoのストラトキャスターモデル)とアンプ(GuyaToneの真空管アンプ)を買い毎日のように弾いていた。日本では1976年にCharがソロデビューし伝説のファーストアルバム『Char』が発売、今聴いても古さを感じさせないこの時代を代表する名盤。そして世のギター小僧は皆、夢中になった。

オリジナルLPのいい写真が無かった…これはCD

多分、その頃に今でも若いミュージシャンに影響を与え続けている伝説の「はっぴいえんど」も聴いていた。

1971年発売 この頃の日本はまだフォークやロックなど
明確なカテゴライズがなかった
考えてみればこの4人が同じバンドにいたことも驚きだ
解散後も日本の音楽界を陰で支えてきた人ばかり

 ↑ 名曲「風をあつめて」最近は若いミュージシャンがカバーしたりしていますね

そして忘れがたいのが「カルメンマキ&OZ」。本当にかっこよかった。今でもあのライブ盤は聴いている。

今でも宝物のラストライブLP
CDも持っている

 ↑ スタジオ盤音源ですが貼っておきます

そしてもうひとつ忘れられないバンドが「四人囃子」。
中でも「一触即発」をはじめて聴いた時の衝撃たるや!である。日本国内でプログレッシブロックが認知されたのも彼ら以降ではないだろうか。天才ギタリスト・森園勝敏の脱退後はいきなりキャラ変して面食らったな。それでも好きだった。

おっと忘れていた。…洋楽はというと「グランド・ファンク・レイルロード」という長い名前のバンドの有名な2枚組ライブアルバム…これがたまらなくいい!自分の中ではロックバンドのライブアルバムのベスト盤だと思っているし、今でも愛聴している。

1971年の来日時に雷雨の中行われた後楽園でのライブは
もはや伝説になっている

 ↑ 画像かなり悪いですが筋肉ロックぶりがよくわかる
 グランドファンクと言えばやっぱりこれかな

…こうして改めて自分の音楽遍歴を辿ってみると、いい時代に生まれ育ったなとつくづく思う。ロックやポップスの黎明期から時系列で聴いてこられたことは自分の中で音楽の基準を図るうえで非常に大きい。

…つづく

#尾崎紀世彦 #井上堯之バンド #ビートルズ #ディープパープル #クイーン #チャー #はっぴいえんど #カルメンマキ &OZ #四人囃子 #グランドファンクレイルロード #LPレコード


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?