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「話しかけやすい人」でいるために、気をつけていること5つ

もうすぐ50歳になるmarです。
人生100年時代の、ちょうど真んなか。悩みを相談されることも多くなりました。

わたしは、40になって「自分さがしの旅」にでたものの何もみつからず、いよいよ50というとき、少しでも役にたつ人間であろう、そうおもいました。
だからこそ、悩みを聞くようなときには、全身全霊で向きあいます。

こころが苦しいとき、人に話すだけでラクになったことは、誰にでもあるとおもいます。
だれかに聞いてほしいと思ったときに、安心して話せる人がいる。そんな一人でいたいと思うのです。
そのためにも、いつも「話しかけやすい人」でいるよう、意識しています。

今回は、わたしが気をつけていることを5つ、書いていきます。

1.あいさつをする

基本中のキホンです。
いつだったか、あいさつは「あかるく、いつも、さきに(自分から)、つづける」という文にであってからは、できるかぎり、そのようにしています。

いつもあいさつしていると、そのこと自体が、話すきっかけにもなります。
それに、あいさつを続けると、相手のこころの状態もわかるようになります。調子がいいのか、わるいのか。
毎日のように顔を合わせる人であればなおさらです。

そして何より、「いつも」という態度を大切にしています。それが、2番めにつながります。

2.いつも安定している

いつもおなじ雰囲気であること。
いつも穏やかであること。
いつも安定していること。

この「いつも安定している」というのを大切にしています。

以前、職場にこころの状態が不安定な人がいました。
まず朝のようすから、その人のご機嫌をかんじとる。気分がおちているようなら、その日は近づかないようにする・・・。
腫れものにさわるかのように、まわりの人が対応に困っていました。
とうぜん、「話しかけやすい人」とはなりません。

もちろん、わたしも20代、30代は不安定なころがありました。夫婦になやみ、子育てになやみ、それが表にでていました。
そんなわたしでも、大量の本を読むことで、こころを整えてきました。
こころが整うと、いつも安定していられるようになりました。話しかけられることも増えました。

3.気にはかけるけれど、自分からは深入りしない

たいせつな人に相談されれば、そりゃ気になります。
その後どうしたかな?だいじょうぶかな?と。

けれども、そのときに自分から深入りしないようにしています。
話したくなったときに、話してくれるだろうと、こちらからは聞きません。

それは子どもに対しても、いまの夫に対しても同じです。
気にはしているよ、とだけ伝わればいい、とおもっています。

自分が離婚したとき、母子家庭であることを心配して、あれこれとアドバイスをくれる人がいました。
友人からかりていたマークIIの車をみては、節約のために軽自動車にしたほうがいいとか、収入をあげるために〇〇の技術をみがいたほうがいいとか・・・。

気にかけてくれることはありがたいけれど、正直、負担でしかありませんでした。
そのときの気持ちがあるから、気にはかけても、自分からは深入りしないように決めています。

4.いつでも扉をあけておく

3.のつづきで、自分から深入りはしないぶん、扉はいつでもあけておきます。
話したくなったときに、いつでも話せるようにしています。
そのためにも、「2.いつも安定している」ことを大切にしています。

基本的に、わたしの人間関係は、”来るもの拒まず、去るもの追わず”です。
それゆえに、ただ利用されただけで終わることもあります。

それでも、扉がいつでもあいている場所がある、ということが大切だとおもうのです。
先日も、「かけこみ寺みたいに、すみません」といって話をしにきてくれた人がいました。
わたしは、その”かけこみ寺”のような場所でありたいのです。

5.誰であっても、対等でいる

この一文は、わたしの価値観の主軸ともいえるものです。

いつかの記事で、わたしの父は男尊女卑の念がつよく、子どもの人格を全否定するような人だったことを書きました。
それ以外にも、”嫁だから”とか”契約職員だから”という理由で、対等にあつかわれない経験をしました。
そのたびに、なぜ理不尽な上下関係があるのか、解せないおもいをいだいてきました。

だからこそ、自分は年をかさねても、年齢や立場をとわず、誰とでも対等でいたいとおもいました。
結果として、娘とも、いまの夫(9歳下)とも、職場の人とも、みんなフラットにつきあえています。

年をかさねて偉ぶる人より、だんぜん話してもらえます。
結局、人間関係で問題となるのはすべて、上下関係をつくろうとするからだとおもうのです。

こころが変われば、人生が変わる

わたしは、離婚をきっかけに大量の本をよむことで人生を整えてきました。
本によむと、こころが変わり、現実世界の”見えかた”が変わるのです。

そして、人と話すことも、こころを変えてくれます。
いまの夫は、わたしとは対照的なので、ほんとうに、わたしの価値観が変わりました。
世界の見えかたも、とても変わりました。

ひとりで考えて行きづまっているとき、人と話すことが解決の糸口となることは多いです。
ちかくに安心して話せる人がいることは、だれにとっても、大切なことだとおもいます。
年をかさねたからこそ余計に、自分が「話しかけやすい人」でありたいな、とおもいます。

最後までお読みいただき、ありがとうございます♪

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