すごい女の人
絶賛、不安で不安で仕方ないなか、チラ読みした記事を読んで自分を鼓舞した。(鼓舞って初めて使ったけど、使い方あってるかな。)
青木さやかさんがシングルマザーでお母さんと確執があって、精神が不安定な時期を乗り越えて今がある事は朧げに見聞きしていたけれども、病気のことは初めて知った。
青木さやかさんの経験してきた事は私だったら恨み言しか出てこないだろうけど、(事実、2本前のノートに酷い文章が残ってる。)ある部分では、今の私と一緒やん!と思えたり、これから起こるかも知れない事に過度に不安を煽られず読み進めれたり、こんなにストンと心に入ってくる文章はもはや薬だと思った。
アドバイスと称して辛い経験を語る同僚の話に心が折れ、初めて会う医師に心ない説明を受け、手術までの2週間、潰れそうな気持ちを考えない事で何とかやり過ごそうとしていたけど、そうか、一度、思い切り泣いてしまえば楽なのか。泣きたいな、泣けたら良いな。
今は当直中だから、無理だけど。
闘病系の記事の多くは、夫(もしくは妻、家族)を題材にしているものが多い。よくあるのは若い夫婦のどちらか(どっちかと言うと妻が多い)が病気を患って乗り越える…といった趣旨の記事。あまりにも私とかけ離れてて、卑屈な私は、病気の大変さよりも寄り添える相手がいる事に嫉妬してしまう。
だからこのタイミングで青木さんのこのエッセイを読めて良かった。
私も事が過ぎた後、こんな素敵な文章が書けたらいいな。
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