ルーニックオデッセイオラクル 深掘り解説各アットについて
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ショップページに書ききれない、ルーンについてのメモなどを更新していきます。
(ルーンについての書物、及びChatGPTに基づいて記述しています。)
ルーン文字のアット(Aett)について
"Aett"(または "Ætt")は、ルーン文字を3つのグループに分類したものの呼び方です。
各グループは「アット」と呼ばれ、それぞれ8つのルーン文字で構成されています。
フレイヤのアット (Freyr's Ætt) :-知識-すべての始まりのものであり、豊穣と生命力を象徴。
ᚠ (Fehu) 豊かさ、富、家畜などの象徴。物質的な繁栄や財産の獲得といった概念。
ᚢ (Uruz) 命力、生命のサイクル、自然の力。精神的な変容や身体的な健康の象徴。新たな力や成長の兆しを表す。
ᚦ (Thurisaz) 力強いエネルギーをもたらすが、同時に制御が必要であることを警告するシンボル。潜在的な危険や試練への警戒を意味することがあります。
ᚬ (Ansuz) 「神」や「神聖なもの」を象徴します。神々の存在や神聖な力、神聖な言葉や啓示を表し、コミュニケーションの力をもたらすものでもあります。
ᚱ (Raido) 旅や変化、新たな段階への移行を示唆するもの。物事が進展し、成長する過程や、新たな冒険やチャンスへの準備を象徴します。
ᚴ (Kenaz) 「炎」や「火」を象徴します。火は古代の文化において非常に重要で、生命の源や知恵そのものでした。知識の獲得や啓示、変革を表します。
ᚼ (Gebo) 対等な交換や相互の関係性、友情、結びつきなどを表現します。贈り物は古代の文化において非常に重要であり、それは単なる物理的な対価だけでなく、精神的なつながりや情熱を含んでいました。結婚やパートナーシップ、協力関係にも関連することがあります。
ᚾ (Naudiz)「必要性」や「苦難」を象徴します。物理的困難、苦しい状況を通じて成長や学びが生じることを暗示しています。苦難を経て個々の強さや抜け出す力を得る試練のシンボルです。
ヘイムダルのアット (Heimdall's Ætt):-力-自然の要素的な力、人間を取り囲むもの、そこから生じる顕現。
ᛋ (Sowilo)
ᛏ (Tiwaz)
ᛒ (Berkana)
ᛘ (Ehwaz)
ᛚ (Laguz)
ᛦ (Ingwaz)
ᛃ (Dagaz)
ᛜ (Othala)
ティールのアット (Tyr's Ætt):-悟り- 人間の精神的な面。知識と知恵の道に到達するために辿らなければならない要素。
ᛟ (Othila)
ᛞ (Dagaz)
ᛖ (Eihwaz)
ᚦ (Thurisaz)
ᚷ (Gar)
ᚹ (Wunjo)
ᚺ (Hagall)
ᛇ (Ior)
各アットは、異なる神話的な要素や意味を持ち、ルーン占いや魔法において異なる意味合いで解釈されることがあります。
(これは一般的な分類であり、個々のルーンマスターや占い師によって微妙な違いがあるかもしれません。)
フレイヤ
(FreyjaまたはFrejaとも表記)北欧の女神。
愛、美、豊穣、死、戦争などの様々な側面を司どります。
愛と美の女神: フレイヤは愛と美の女神として知られており、美と愛に対する力強い象徴です。彼女は美しさや恋愛に関連する多くの神話に登場します。
豊穣の女神: 農業や豊かさに関する側面もあり、収穫や繁栄を象徴する一面を持っています。
死者の受け入れ: フレイヤは死者の女神としても知られており、戦死者を迎え入れるとされています。彼女の住まい、フォルクヴァンギ(Fólkvangr)は戦死者たちの魂が集まる場所とされています。
魔法と占い: フレイヤは魔法や占いの力を持っているとされ、彼女の名前が占いに使用されることもありました。
猫の車に乗る女神: フレイヤはしばしば二頭の猫に引かれる車に乗るとされ、この猫はしばしば力強さや魔法の象徴として解釈されます。
彼女はアース神族(Aesir)に属する神々の一員で、彼女の兄弟には神々の王であるオーディン(Odin)が含まれます。フレイヤは北欧神話の中で多くの物語や冒険に登場し、その多面的な性格と神話的な役割は彼女を興味深い神格の一つにしています。
ヘイムダル
(HeimdallrまたはHeimdall)
北欧神話に登場する重要な神で、アース神族(Aesir)に属する神々の一柱です。
警戒の神: ヘイムダルは「虹の橋(Bifröst)」の番人とされ、彼はアース神族の領域とその他の世界をつなぐこの虹の橋を守る役割を果たしています。虹の橋はアースガルズ(Asgard)とミッドガルズ(Midgard)を結び、アース神族と人間の世界を繋げています。
鋭い感覚: ヘイムダルは非常に鋭い感覚を持ち、特に聴覚が卓越しています。その耳はトランペットのように美しい音を聞き取り、彼は大いなる危険を感知することができます。これはしばしば「ギャラルホルン」と呼ばれる巨大な角笛を吹くことに関連づけられています。
リグの詩: 『リグの詩(Rígsþula)』と呼ばれる叙事詩において、ヘイムダルは人間の始祖であるリグ(Ríg)として表現され、異なる階級の人間社会を創り出す役割を果たしています。
ラグナロクへの参加: ヘイムダルはラグナロクと呼ばれる北欧神話の終末戦争において重要な役割を果たします。彼は敵対勢力と戦い、その最中に相互に討ち合われる運命にあります。
ヘイムダルは強力な神であり、その役割は警戒や守護、未来の戦争への参加など様々です。
ティル
(Tyr)
戦争と法の神。アース神族(Aesir)に属し、その名前は古ノルド語で「勇敢な」や「神聖な」を意味します。
戦争と戦士の神: ティルは戦争と戦士たちを守る神で、その武勇や名誉に焦点が当てられています。彼は特に詩や賛歌の中で称賛され、戦場での武勇において重要な役割を果たします。
権威と法の神: ティルは法と正義にも関連しており、法廷での争いや司法の守護神と見なされることがあります。そのため、法と秩序においても影響を持っているとされます。
右手のない神: ティルはしばしば右手がないか、右手を失った神として描かれます。これは彼が犠牲を払って狼フェンリルの口に手を差し出したとされる伝説に由来しています。
ラグナロクへの参加: ティルはラグナロクと呼ばれる北欧神話の終末戦争においても重要な役割を果たします。彼はフェンリルの口に手を差し出すことで、他の神々が彼に引き裂かれるのを助け、結果として彼自身が犠牲となります。
ティルは勇気や名誉を重んじる神として崇拝され、彼に捧げられる儀式や祭りが行われていました。
-2023/12/11著 追記予定