試行錯誤を作り出す
AIは便利な時代。
何より人が迷う時間が少なくなった。
だから効率的になった。
確かにそうかもしれない。
実際に自分の仕事でもAIにはかなり助かっている
メンタリストのDAIGOさんのこんな動画に遭遇した。
この動画で彼は自ら手を動かして試行錯誤することの重要性を語っている。
一方的に教えてもらうよりも、自分で苦しみながら学んでいった方が知識が定着し、後々の成功に繋がりやすい、と。
これにも納得。
何だかんだ言って、苦労したことの方が人は記憶に残っているものだ。
子育ての面でいうと、「先回り育児」というのが度々話題になる。
我が子が苦労しないように、親が先回りして準備しておき、子どもはその敷かれたレールの上に乗っていく、というものだ。
確かに子どもにストレスはかからないかもしれない。
ただそれが成長に繋がるのかどうか、というとやや疑問である。
オリエンテーリング、というスポーツもまた、試行錯誤の経験が後々に生きる。
例えば、森の中。
次に目指すチェックポイントへの最短距離は急な勾配の坂を登ることだが、時間はかかるし、体力の消耗は大きい。
時間を競うオリエンテーリングでは、「時間をかけないこと」が最優先されるので、この場合、多少遠回りしても、所要時間としては坂を登るよりも少なくなり、体力も温存できて、その後のレースにも好影響が出る可能性がある。
こうした判断が出来るのも、試行錯誤した上で「自分の出来ること」「自分の得意なこと」「自分の体力の上限」を知るからなのである。
経験に勝るものはないのだ。
AI時代にも試行錯誤は必要なのである。
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