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画像生成AIに思うこと

今年に入り画像生成AIに関する話題が巷を賑わせています。

自分が初めてそれに触れたのは8/6のことでしたが、やってみてすぐにそれが「めちゃくちゃすごい技術」であることが分かりました。

AIが生成した絵

この画像↑はmidjourneyというAIに「スチームパンク、日本女性」というキーワードを与えて生成した絵です。生成時間はわずか1分足らず。

さらに実験をくり返し、よりイメージ豊かな画像の生成もできるようになりました。文字通りこれは人間業ではありません。とても大きな可能性を秘めた技術だと感じました。

しかしその後、日本の会社が公開した作画AIソフト「mimic」に対してネット上で不正利用への懸念が高まり炎上、サービスが停止になる騒動がありました。

【関連記事】( yahooニュース )

たしかに不正利用への対策は考えていった方が良いでしょう(mimicは今後不正対策を強化した改定版のリリースを予定しているそうです)。ただAIの進歩そのものは時代の大きな流れですから止めようがないのも事実です。

これから起きる本当の競争は「AI vs 人間」ではなく「AIやデータを活用する人間 vsしない人間」の間で起こる

↑ヤフーCSOの安宅和人さんの見解

AIに実際触れてみれば、それが競ってもしょうがない相手であることはすぐにわかります。AIは「敵」でも「味方」でもなく、あくまで「道具」です。そんな新技術を面白がったり、オリジナルな使い道を開発していくのは日本人の得意分野だと思っています。

最近はAIが作ったシナリオを映像化する実験なども行われてるようで、個人的にはそっちにも関心があります。「物語生成」は画像生成とは違う難しさがありそうですが、予想外の発想が生まれることも期待できそうです。あるいはその延長で、受け手の好みに合わせて結末をチョイスできるようなエンターテイメントが発達するかもしれません。漫画や映画もAIと結びつくことで今の形から大きく進化していく可能性があると思っています。

「ビルをねらえ!」

これは自分が以前描いたファンアートです。
70年代の少女漫画「エースをねらえ!」と00年代の映画「キル・ビル」を掛け合わせました。タイトルも含めてこの2作品はとても相性が良いと感じています。もし「漫画生成できるAI」が登場した暁にはこの組み合わせを実際に試してみたいと思っています^^ 
それではまた。

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