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夏休み②
バーサク状態です。
夏休み①の続きです。
土曜日の朝10:00のマクドナルドでオフィスカジュアル+ほぼすっぴん、これはもうどっからどう見ても朝帰りという不潔な姿を世に晒しつつ、ソーセージエッグマフィンを食べながら複数の友達に報告しました。「(笑)」「大丈夫!」と励ましてくれました。大丈夫からはほど遠いこの状況に正論を叩き付けたら、こいつ死にかねんと心配してくれたのでしょう。朝から生々しい話で泣きついてごめんね。それと、どんな状況でも朝マックっておいしいんだと感動しました。パワー。
自宅に戻り、後悔と2日酔いで死にそうになっていたら、料理人から「お世話になっているFPが来るので一緒に飲みませんか?」とお誘いがあり、なんやそれはあやしすぎるやろと思い断ると、意外に食い下がってきたので考えるのが面倒になり、またその料理人のお店に向かいました。(考えるのが面倒になり本能の赴くまま、そこにわたしの人生の敗因がありそうです。)
やってきたFPは不動産屋で、バブル時代を感じさせる景気のいい話題が豊富なおじさんでした。しばらくは子供の話、旅行の話、ワインの話なんかをしてくれましたが、料理人と一緒にマンション投資について説明しだしました。「いやいや、わたしみたいな薄給サラリーマンが投資なんて」「それがなんと5,000円から」という調子。あやしすぎる。もちろん検討もしませんが、そんなことは先方も百も承知でしょうし、一体何が目的だったのでしょう。
料理人がお手洗いに立つと、FPはわたしに「優良物件ですよ、よく稼ぐし、コロナで経営が苦しいはずですけど苦しい顔を見せないし」と囁きました。いや、こんなあやしい物件初めてやでと思いました。
結局、というかもちろんというか、終電を逃し、また料理人の部屋に泊めてもらいました。今回は意識がはっきりしていたので、特に何もしませんでした。
なお、並んで立っている歯ブラシについて尋ねると「妹が泊まりにくるんだよ、昨日も言ったけど」という、あやしすぎる回答でした。
まあいいや、そちらがその気なら、こちらもそれに乗っかろう。わたしは暇だし、プロの料理はおいしいし。
さあ、いよいよアレな女の本領発揮です。
※画像は神戸 布引の瀧。山に性欲を捨ててきたい。