夏休み③
結婚詐欺について考えているうちに、夏休みが半分過ぎ去ってしまいました。
夏休み初日2日間とは打って変わり、煩悩を追い払ってお利口にしています。
煩悩を追い払うには手作業が1番ですね。窓ガラスのサッシに3年かけて堆積した汚れをかき落とし、ベランダをタワシでゴシゴシこすり、風呂場の扉のカビたゴムパッキンを漂白し、洗濯機の防水パンの奥に積もった髪の毛をかき出し、コンロを分解してクレンザーで磨き、壁紙の汚れを歯ブラシでこすり落とし、床を雑巾掛けしました。部屋がきれいになって快適です。
しかし、それでもあり余る時間、あふれる煩悩。身体を疲労させてさっさと眠るべし、と甲子園球場の外周をぐるぐる走ったり歩いたりなんかもしています。徘徊。
自分の容姿に自信がないから、ようわからん男に引っかかったりするんや、とパックを買ってきたり、ナイトブラを着けてみたり、脱毛してみたり、黒酢を飲んでみたり、歯のホワイトニングについて調べてみたり。
迷走。迷走しています。
そんな折に、先日のナンパ男から、目を覆う下品なLINEが送られてきました。「こんなLINEさえ来なければ冒険の思い出だったのに!」と苦々しい気持ちで消去。あぁ、わたしはこんなクズをステキだと思ったのか?こんなLINEで呼ばれてやらせるような女だと思われたのか?屈辱。
壊滅的に男を見る目がないことが立証されました。今後は懐疑的に、極めて慎重に婚活に臨まねばなりません。肝に銘じます。
※画像は昨夜の甲子園球場。福山雅治「甲子園」を聴きながら歩くと胸がいっぱいになり、何周でも歩けました。心地よい筋肉痛です。