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いきなり台風被害(2018年9月4日、台風21号)※改修費用部分のみ有料です
iphoneの写真アルバムの記録によると(撮影日時が出るのでホントに便利)、リノベが完了したのが6月はじめ、最低限の什器を揃えたのが7~8月で、その頃にサイト登録しているはず。
そんな出来立てホヤホヤの時に、それは起こったのだ!
覚えていますか?大阪に台風が直撃した時の事を。
wikipediaの記事(平成30年台風第21号)
今までも、大阪市内に近づく台風は沢山あり、仕事を切り上げて早退したり、店が早めに閉店する経験は何度もあった。でも被害は大したことがなかった。
そのため、私たち大阪在住の民はかなり油断していた。もちろん、公共交通機関は計画運休をしており、周囲のお店も早めに閉店していたし、常識的な事前準備:風で吹き飛びそうな物は家の中に入れる、自転車はあらかじめ倒しておく、、などの対策はしていた。
風台風の威力を知る
しかし、直撃ルートで近づいてきた台風は、いつもの台風ではなかった。風の威力が半端ないのだ。強風は「ゴオー、ゴオー」という擬音でよく表現されるが、窓を締め切り、雨戸も締め切った家の中にも、その音は最大出力で響き渡ってきた。
あまりに音が大きすぎて怖いため、ヘッドホンをして音量大で音楽を流して強風の音をかき消し、部屋の真ん中でうずくまって
「早く去って~~」と祈っていた。
時折、「バキっ」だの何かが壊れた音も聞こえてきた。強風圏に入っていた体感時間は90分くらいだったかも。
少しずつ収まってきて、夕方16時頃に、ようやく家の外に出る気になった。テレビやXには、風で飛ばされる車や、折れ曲がる電柱などが映し出されていたし、関西空港に繋がる橋に船が衝突した映像なども流れていた。
家の外には、近所の人もわらわらと出てきて、被害状況を確認していた。
その時夫が、「あの家の被害を見に行けへんの?」と言った。
私「え、今から見に行ったほうがいいの? 明日でもいいかなと思ってて」
夫「いや、今行ったほうがいいって!」
ということで、車を出して物件を見に行った。途中の道では、信号が停電していたり、90度曲がってしまった標識や信号が沢山あった。えらい被害になっている・・・
物件の被害確認
到着すると、物件の周囲の人たちが道に沢山集まっていた。そして、瓦がばらばら散らばっていて、私の家の下に集められていた。
通常は空き家になっているお隣さんの持ち主がいらっしゃり、「台風だから念の為昨日から泊まってた。おたくの瓦が壁に当たったみたいだけど、まあ(天災だから)いいでしょう」
と言われた。
物件は、市道の突き当たりの場所に建っており、風が通り過ぎるような道がない。しかし、瓦か・・・確かに屋根は被害があるかも、と考えて、家の中に入っったところ、、
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なんと、一つの和室が雨漏りですごいことになっているではありませんか!!
やばい!!!
すぐにクジラさんへ連絡した。有り難いことに、翌日にすぐ来てもらい、屋根に登ってもらい応急処置をしてもらった。
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この早い初動が出来て本当に良かった。あまりにも被害が広がり、すぐに修理ができる工務店や職人が足りなくなり、ブルーシートも手に入らない状況になったからだ。
火災保険が神だった
この台風被害を受けるまで、火災保険が、台風被害を保障することを知らなかった。屋根の被害は保険が降りました。やったー
ということで、クジラさんに修理見積もりをしてもらい、
・屋根補修(瓦から、耐久性や防水性が高いガリルバリウム鋼板へ)
・雨漏りした1部屋の全面補修(壁、畳、天井)
が、全額保険で補えました~~
かかった金額を知りたい方は、有料部分に料金を記載していますのでご覧ください。
なかなか高額でした。
なお、最近は損保会社の収益が悪くなり、そのご火災保険料が値上がりして、今では5年以上の長期契約が出来ない仕組みになっています。
この物件は、購入と同時に火災保険に加入しました。(10年もしくは、ローン契約期間と同じ20年)
最近は温暖化の影響で、台風や豪雨の被害が増えています。地震や水害、火災の保険は入っていたほうがいいでしょう。
ここからは、火災保険で申請した被害と、改修の費用の内訳を掲載しています。
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