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星野源☆藤井風

令和6年から7年は静かな年越しでした。
結婚32年にして初めての夫婦水入らず(笑)
おかげでゆっくりと紅白を見ることができました。
私は音楽番組が苦手です。
いい歌だなあと思っても聞いているうちにしんどくなるのです。
なので、いつも歌詞は気にせず音を楽しんでいます。
ところが今回の紅白で旋律としての音を言葉が超えて入ってきました。
こういう体験は数年に一回やってきます(*^^)v
というか数年に一回しかやってきません( ;∀;)
音楽の愛で方がへたくそすぎです。
話を戻します。
その体験を持ってきてくれた曲は星野源さんの「ばらばら」です。
あなたと私は同じものを見ているようで見え方は同じではない。
世界はひとつじゃなくてばらばらでひとつになれない。
だけどあなたの世界も私の世界も本物で、
それぞれがそれぞれの自由意思で道を行く。きっと目指す方向は同じ。
あの世界とこの世界の重なり合ったところにたったひとつのものがある。
これはもうヨーガじゃないですかぁ
「世界は ひとつじゃない
ああ そのまま 重なりあって
ぼくらは ひとつになれない
そのまま どこかにいこう」
おおおおお~~~~って感じです。震えました。
ギターのきしむ音も。
この日はもう一曲、藤井風くんの「満ちてゆく」
名前は知っていましたが聞くのは初めまして。
「手を放す、軽くなる、満ちてゆく~」
で、なんですと~?
世界平和の初めの一歩の極意をこんな軽やかな言葉で表現するのね~
と、これまたぶったまげたのです。このあと
「手にした瞬間に無くなる喜び
そんなものばかり追いかけては無駄にしてた“愛”という言葉
今なら本当の意味が分かるのかな
愛される為に愛すのは悲劇 カラカラな心にお恵みを」
うんうん、と。そして
「晴れてゆく空も荒れてゆく空も僕らは愛でてゆく
何もないけれど全て差し出すよ
手を放す、軽くなる、満ちてゆく」
何もないけれど全て差し出す ひぇ~と感動
「開け放つ胸の光 闇を照らし道を示す
やがて生死を超えて繋がる
共に手を放す、軽くなる、満ちてゆく」
で、最後は"共に"ですかぁ!と
固くなった胸(ハート)の扉を開け放して
胸の光(愛)で照らしながら道を進んでいく。
そうやって少しずつ進んでいくといつかはひとつに繋がる。
もうヨーガやん。
「生死を超えて繋がる」
「あの世界とこの世界重なりあったところに
たったひとつのものがあるんだ」
ふたりは同じことを言ってます。
おかげさまで穏やかで感動に震える年越しとなりました。
ありがとう。


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