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ヘタだけど、いい写真
GRmeet イベントの際に、
幡野さんから「これなんて思って撮ったの?」と聞かれ、
「わー、天むす〜〜‼︎‼︎って思いました。」と答えたら、
「その突き抜けた想いがこの写真から伝わって来たの。」
と言って頂き、実は泣けるほど嬉しかった。
私はこの数年そんな写真が撮れないなって悩んでたのだ。
大好きな海老が聳え立つ天むすを見た驚きと嬉しさ、熱々を早く食べたい、でも写真撮りたい、カメラの設定崩れてる、でもすぐ撮りたい笑。ピント合ってないけどシャッター押しちゃうくらい天むすが嬉しかったのだ。
それが伝わる、そう幡野さんに言って頂き、
天むすがカウンターに出てきた時以上に嬉しかった。
✴︎
写真を日常的に発表する場所がほしくてSNSをやっていたけれど、あの小さな四角の中で本当に発信していると言えるか疑問だったし、いいねしてくれてる相互フォロワーさんはおそらく何を出してもいいねをして下さるだろうと感じてた。見てくださる方がいる。それはありがたいこと。
でも自分の発想が、本当に好きなものや表現したいものからずれて、ウケそうなものにシフトしてる感じが厭だった。
自分は本当に自分の気持ちがそこに詰まったいい写真を撮れてない、と密かに悩んでいた。
SNSで流行ってるやたら彩度を上げた海外リゾートみたいな日本海の色に違和感覚える事もあった。
「バエ、エモ、バズりを忘れて
好きなものを、見て心が動いたら撮る。」
そのひと言に勇気が出た。
ただスマホで撮ってエフェクトかけて体裁整えて10数件のハートマークのために投稿するのでなくちゃんと撮りたい。現像したい。
そして納得した(とその時点の自分が思った)ら投稿していきたいし少しずつ作品群を作ってゆきたい。
そんな風に思えたことがとても嬉しかった。