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私が見ている世界

なんとなく私は昔から
周りの人とは違う世界を見ている気がしていた


それがもしかしたら
誰も気づかないようなものにアンテナが向いているのかもと思うことが増えてきた


ただ買い物に行くにしても
私には、側溝を流れる水や
道端に咲いてる小さな花が目に入って
人目も気にせず
しゃがんで見とれてしまったりする


最近地元を離れて
伸び伸びと過ごしているのだが

ドライブに行くと
「こっちには竹林」
「こっちには小さな祠」
「こっちには小さな鳥居」と
発見がたくさんあってすごく面白い


観光に行っても
「あ、てんとう虫」
「水が流れてる」
「あ、すごい綺麗な蝶がいた」
なんて言いながら
主役の花畑よりも、実はテンションが上がってしまう


小さな子どもがいると
すぐに気づいて
「可愛い!」と見てしまう



昔から

よくそんなもの見つけるよね

と言われてきたが

確かに
周りは全然気にもしていないものを発見して

一人嬉々としている私は
きっと私にしか見えない世界を見ているのかもしれない

それはちょっと「変わってる」のかもしれないが
色んなものに、アンテナをはれるのは
すごく楽しいし
世界がより一層、色鮮やかに見える時が多いと思う


ただ、その分
気にしなくていい事まで気にしてしまったり
気づいてしまったり
周りより悲しむことが多かったりもする


でも、それはそれで

良く言えば

「感受性豊か」

悪く言えば

「気にしすぎ」

ということになってしまうんだろうな


なんて思いながら

今は地元を離れて
伸び伸び色んなものを見たり触れたりしながら
こういう活動ができている


私にとっては
ものすごく大切な感性なんだと
今実感している最中である

まぴこ
Twitter:corazon_mapiko
グッズ:suzuri

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