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宇都宮市のオレンジサロン #465

このnoteでは認知症に関連した情報発信と全国区市町村での取り組みを紹介しています。
ブログ「認知症ちいきマップ」では過去noteに掲載した記事のまとめとその他、興味のあるものを雑記ブログとして紹介しています。


栃木県宇都宮市の話題になりますが、こちらでは石の蔵があり、そちらをリノベーションする取り組みが進んでいます。

今回、リノベーションされた大谷石蔵の中に、オレンジサロン「石蔵」はあります。

公益社団法人「認知症の人と家族の会」栃木県支部が主体となり運営されているサロンであり金澤さんが県代表を務めます。

石蔵では、第2木曜日、第3日曜日にカフェとして地元の野菜を使った彩り豊かなランチを提供しており、そこでは地域のボランティアと一緒に認知症の人も準備や配膳などの接客を行っています。

「僕は認知症だけど、まだまだ人の役に立つことができると思う。人の役に立ちたい」

この一言は、金澤さんがサロンでカフェをやるきっかけとなった言葉です。

そして、使われていなかったとちぎYMCA福祉会が所有していた大谷石の蔵を活用し、2014年にカフェをオープンさせています。当時は認知症当事者が働くということはまだ多くなかったと思います。

その他にも若年性認知症の人のやりたいことを実現するサロンや、男性介護者向けのサロンが開かれ、認知症の人もその家族も仲間と時間を共にできる場所になっており、診断後支援の場としても非常に充実していると感じました。

認知症と向き合う オレンジサロン「石蔵」

出典 毎日新聞

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