那覇市の見守り体験会 #501
このnoteでは認知症に関連した情報発信と全国区市町村での取り組みを紹介しています。
ブログ「認知症ちいきマップ」では過去noteに掲載した記事のまとめとその他、興味のあるものを雑記ブログとして紹介しています。
認知症と見守りについて③ ##23を追加しました(リンク間違えてました)
沖縄県那覇市において見守りに使うITサービスの体験会が行われました。
認知症の人が外出したまま家に戻れなくなる「道迷い」
沖縄県警によると、県内で認知症やその疑いがある行方不明者の届け出は、去年1年間で90人にのぼるそうです。
この認知症の人の「道迷い」を、ITの力で見守ろうと、システムの体験会が開かれ、認知症の人の家族や、高齢者をサポートする地域包括支援センターの職員などが参加しました。
今回紹介されたのは、県内企業が開発した「ミマモライド」と呼ばれるシステムです。
発信用のタグを身に着けた認知症の人が、センサーを内蔵した自動販売機や建物の前を通過すると、家族や支援者などに居場所が通知される仕組みで、捜索にかかる時間の短縮が期待されています。
仕組みとしては今までのBluetoothのものと同じですが沖縄県では独自の文化もありますのでこういった取り組みが馴染む可能性もあります。
自動販売機にしても沖縄でよく見かける黄色い自動販売機全てにこのタグが導入されれば大きなネットワークシステムになることは間違いないです。
ここ数年このタイプのもので模擬訓練を行う自治体を見てきましたが一過性で終わるものも多いです。
今後、高齢者だけでなく、子供やペットも含めた大事な家族に向けた見守りとして那覇市で根付いて欲しいと思いました。
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