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岡山市:認知症直後支援の話題を認知症ケア学会地方会で #741

このnoteでは認知症に関連した情報発信と全国区市町村での取り組みを紹介しています。またメンバーシップでは通常のnoteとは違い「認知症ちいきづくり」に関心、興味のある方に参加いただき「ともに学ぶ場」にしたいと思います。
ブログ「認知症ちいきマップ」では過去noteに掲載した記事のまとめとその他、興味のあるものを雑記ブログとして紹介しています。


はたはたです。
いつもnoteみていただきありがとうございます。

今月9日に日本認知症ケア学会中国・四国大会が岡山県岡山市で開催されました。

今回は「当事者や家族への経済支援はどうあるべきか」がテーマでした。

約430人が出席し、講演やシンポジウムを通じて、医療と福祉が連携し、診断直後から切れ目なく支援を継続する必要性について考えました。

大会長の竹本与志人先生(岡山県立大保健福祉学部教授)は講演で「経済支援は命に関わる重要な問題」と断言されています。

生活の困窮は、家族らが援助を制限し、最悪の場合、心中や殺人事件につながってしまうケースもあるとし「専門職が継続的、計画的に関わり、将来を見越したオーダーメードの支援が重要」と訴えました。

今回のテーマも診断直後の支援ですし特に経済支援にフォーカスしています。

竹本先生には何度かお会いしていますが当事者支援の分野では様々研究を行っており本も執筆されています。

下記の本は私も持っていますが多職種が絡んでの鑑別診断前後の受診・受療援助の実践モデルとしてわかりやすく書かれています。

今回学会で出席者は当事者にとって社会保障制度を知る機会が少なく、支援が途切れてしまう期間があることを認識されたようです。

専門職の知識の底上げを図るとともに、早期の経済評価に視点を置く支援の重要性を確認しました。

学会には残念ながら現地参加出来ませんでしたがまたこのテーマでのお話も聞いてみたいところです。

最後まで見ていただきありがとうございました。

認知症 診断直後から経済支援必要 岡山でケア学会中国・四国大会

出典 山陽新聞

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