海老名市の認知症疾患医療センター #346
このnoteでは認知症に関連した情報発信と全国区市町村での取り組みを紹介しています。
ブログ「認知症ちいきマップ」ではこの情報発信を通じて、認知症に関わる方々の理解が深まるよう記事を書いていきます。
ぜひよろしくお願いいたします。
さて、今回は認知症疾患医療センター指定に関する話題です。
3月末で契約期間を終了し、新たな認知症疾患医療センターを募集する都道府県も増えてきました。
そういった中、神奈川県は4月1日に海老名市めぐみ町の医療法人社団NALU「えびな脳神経クリニック」を認知症疾患医療センターの連携型に指定しました。
センターは現在、横浜市や川崎市、相模原市の政令市が15カ所を設置されています。
その他の自治体は県が整備を進めており、総合的な役割を担う「地域拠点型」を5カ所、昨年度より地域の医療と介護、保健機関の連携や支援体制の強化を図るとして「連携型」を新設されました。
4月1日からは同クリニックと藤沢市の特定医療法人社団清心会「藤沢病院」を加えた、5つの医療機関に設置されています。
下記に示した分類が最新のものになります。
「連携型」は従来の基幹型とは違い二次医療圏域でコンパクトに対応できる診療所・病院が該当するようです。
えびな脳神経クリニックの尾崎理事長は今までも、ケアマネジャー向けの講習会を開いたり、認知症患者と家族、地域住民が交流する機会や相互理解を深めてもらおうと、「認知症カフェ」を定期的に催すなど、地域に根差した活動を展開されています。
地域で認知症になっても安心して暮らせるまちづくりの活動する中で医師の力はやはり大きいです。
今後の海老名市の活動も楽しみです。
よろしくお願いいたします。 サポートいただいた場合は内容を明確にして活動に使わせていただきます。