認知症看護認定看護師 #63
認知症看護認定看護師さんの話題を入れたいと思います。
認定で取得される知識と技術(一部)は下記の通り多岐にわたり、非常に大変です。認定を取るに当たっても長い間研修を受け、試験に合格してようやく現場で活躍されます。
下記のニュースでは、認知症看護認定看護師の石川容子さんが、認知症の中核症状や、ケアを難しくする認知症の行動心理症状(BPSD)などについてセミナーで解説された内容が載っています。看護師の立場を生かし、認知症患者の困りごとからケアを考え、ケアする人の姿勢についても説明されているようです。
病院や大学でもこの認定を取得している人は多くありません。これから認知症当事者がますます増える中、認定看護師さんの役割はさらに高まりそうです。
【認定で取得される知識と技術(一部)】
・認知症の各期に応じた療養環境の調整およびケア体制の構築
・行動心理症状の緩和・予防
・認知症の症状マネジメント及び生活・療養環境の調整
・認知症の病期に応じたコミュニケーション手段の提案と意思決定支援
・家族への心理的・社会的支援
・身体所見から病態を判断し、抗けいれん剤、抗精神病薬及び抗不安薬の臨
時の投与ができる知識・技術
よろしくお願いいたします。 サポートいただいた場合は内容を明確にして活動に使わせていただきます。