料理レシピを見ない理由
料理は好きだが実は料理のレシピはあまり見ない。
捌いたことのない食材や、どう扱っていいか分からない食材を調理する時だけ確認している。
生来好みの味の偏りが激しく、好き嫌いが多いから実際は美味しい物が完成してたとしても微妙に思えてしまうことが多かったからだ。
美味しそうだなと思って作ってみたレシピが好みではなかった時の絶望感に比べたら、自流でやって失敗したほうがまだ良い。
何故なら、美味しくなかったぞ!?とレシピを考案した人を恨むよりは、レシピを見ずに妙な料理を拵えてしまった自分を恨んだ方がまだマシだったからである。
更に言うと、順序通り物を組み立てるのも苦手で、レシピ本を読んでいるのに入れ忘れた調味料や抜かした工程が後から続々と出てくるとかもうあるある過ぎる。
だから自分でも食べられる美味しいレシピを常にイチから研究・開発したいのだ。
好き嫌いも克服したいので食べ方を工夫したり調理法を変えてみたりもしている。
レシピは著作権が無いし、プライドも無いのでそもそも誰かと手法が被っても問題ない。
料理というよりは最早実験でなのである。
友人にはマッドサイエンティスト扱いされているのだ…。