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肉も小麦粉も使って無いのに超美味!インド風おかき!?「ソヤスティックス」

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昨今ハラールマークやビーガン向けの食品が増えてきている。

肉食しない訳では無いが、肉の悪影響や肥満はやはり気になるものだ。
普段は粗食、そしてとっておきの時間にこそ美味しい物を遠慮なく食べたい。

なので最近はちょっと意識して健康に良さそうな食品を選んでいる。
他にもついつい食べがちな小麦粉もなるべくおやつでは減らしていたりする。

最近は豆系のタンパク質が摂れる物が気になっている。
しっとり甘納豆やポリポリ豆菓子も良いが、昨今はみんな大好きカリカリざくざく系スナックもアツい。

ポテトチップスなどに比べるとジャンク感が足りないのだが、他の健康お菓子に無い歯応えと満腹感があるのが有難いのだ。

需要があるのかその種類は年々増えているように思う。
世間様の健康志向が進んでいる証拠かもしれない。

今後はきっとより美味しくてヘルシーなお菓子も出現する事だろう。
さて私には長い事気になっているお菓子がある。

ハルディラムというメーカーのインドの菓子である。
輸入品なので少々お高めなのだが、このお菓子がどれも日本では見たことが無いユニークな形状をしており何とも美味しそうなのである。

特に気になるのがいつも真っ先に売り切れているソヤスティックスである。
他にもインドのお菓子はあるのだが、なぜかこれだけやたらと完売している事が多い。

パッケージからチュロスの様な形状の菓子が入ってるらしいのだが、原材料を見ても味の想像が全く付かないのが面白い。

当然これもハラール・ビーガンOKの食品で肉類は一切含まれていない。
しかも小麦粉も入っていない、いわゆるグルテンフリー食品でもあるのがまた好印象なのだ。

一応店頭ポップには「甘辛酸っぱい」という味の説明が書いてあるのだが、そんな三味一体みたいに言われても流石に理解が及ばない。

とにかく沢山ハーブが入っているのだけは分かる。
実は原材料に苦手なコリアンダーが含まれているのも今日まで買い渋っていた理由の一つである。

しかしそれほどに売れるのだからきっと美味いに違いない!と売り場に復活したのをきっかけに購入に至った。

さてパッケージを開けてみたらまずはカレーの様な香りが広がった。
流石国産品のお菓子にはありえない程の香辛料を使っているだけある。

パッケージ程うねうねした長細い物体は残念ながら入っていなかった。
そして思ったよりも一つ一つが小さい。

正直大き目の塊を噛み締めたかったのでそこもちょっと残念だったが、ひとたび口に含めばそのパンチの強さに何もかもが吹き飛んだ。

やみつき系でつまむ指が全く止まらないのだ!
スナックが纏っているパウダーがあまりにも美味し過ぎる。

もっとハーブっぽい上品な味を考えていたのだが、ガツンとスパイス!という感じで容赦なく濃い。
ガリガリとした容赦のない硬めの食感もこの味に合っており大変好ましい。

「甘辛酸っぱい」という表記は正しかった。

複雑な味なのだが、馴染み深い不思議な味付けに思えるのは強いて言うならトムヤンクンっぽいせいかもしれない。

酸味甘味の配合はどこかサワークリームオニオン系の雰囲気もある。
日本人の好みの味なので自信を持ってこれはオススメ!と言えるだろう。

こればかりがやたらと売り切れているのも納得がいったのだ。

小麦粉・動物性旨味調味料無しでこの味と食感を産み出せるのは本当に驚きである。
食材に制限があるインドならではの工夫と知恵の結晶と言えるのではないだろうか?恐るべしインド菓子!

ハルディラムの他のお菓子の味もめちゃくちゃ気になるので、ちょっとずつ今後購入していきたい。

ソヤスティックスやインドのお菓子は輸入食品売り場、カルディなどで手に入るので探してみてくれ!