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ベッドが狭い部屋を圧迫する問題

イラスト14

ベッドは下手したら部屋の3割以上を圧迫すると思う。
そもそもな話、狭い日本家屋に西洋の文化は大き過ぎるのだ。

とにかく部屋を広く使いたくて小さいor折り畳めるコンパクトなベッドをずっと調べまくっていた経験がある。

若かりし頃はベッドになるソファーを利用していたが、寝心地がイマイチであまり納得がいく物ではなかった。

年数がたった今、より良いものを求めて再びベッド探しの度に出たというわけである!

買う場所は流石に限られてしまうが、市場では意外にもなかなかユニークなベッドが揃っていた。

値段・安全性・通気性・機能性・軽量性・見た目・コンパクトさ・廃棄の楽さなどなど考えつつもその中でもバランスの良いモノが欲しくて色々見てみた。

最初に目をつけたのが紙製のベッドである。

現物が近所で展示されている事を知り、店頭にも見に行ったが楽器のアコーディオンのような仕様が面白かった。

畳める側面は紙とは言え結構硬かった。
収納力と利便性は抜群に良さそうだが、しかし如何せん紙である。

私のような粗忽者は直ぐに壊してしまいそうなので見送ることにした。
来客用や短期的な一人暮らしには良いかもしれない。

伸縮自在のベッドは見た目のデザイン性もあり相当理想に近かったが、やはり耐久値が気になった。

特に家具メーカーはお客さんや引越し業者の強度の噂がかなり飛び交っている。

低評価の物はやはり気になってしまい購入には至れなかった。

オーソドックスかつ軽量で一番負担が少ない物といえばすのこベッドだが、万年床になる危険性考えるとやはり高さが欲しくもなる。

足のないベッドは衛生面や湿気も心配だが、逆に足の高いベッドは落下事故の確率や足の長さ分値段も跳ね上がったりするからそこも考えるとさらに難儀である。

一つ一つが椅子として使える画期的なベッドは機能性も見た目にも優れかなり心惹かれたが、値段が段違いに高かった!

一生モノとして使うにはかなりアリの一品だが、それにしても勇気が要る値段なのでこちらも厳しい…となった。

結局購入を決めたのは2分割式のベッドだった。

サイズが選べて軽量・脚付き・見た目もよしと申し分なしの物だ。
設置した直後に設備故障で城へ業者が来る事になり、ベッドを移動させねばならなかったのでその時もたいへん助かった。

部屋を広く使いたい時には気軽に立てて置いておけるのも便利。
廃棄も楽そうなので急な引っ越しにも冷静に対応できそうだ。

まさに理想的なベッドに出会えた!

昨今はマットレス論戦の方がアツいが、やはりフレームにも拘りを持ちたいと思ってしまう。

人生寝ている時間がほとんどなのだから良い物を購入しなさいとはよく言ったものである。

確かにベッドがお気に入りの物だと、相乗して睡眠環境レベルも上がるのでは無いかと錯覚してしまうな。