子どもと薔薇
「大地に薔薇の種を植える時、種の小ささに気付きはするが、『小さい、芽がない、枝がない』などとけなしたりはせず、種だと受け入れ、必要な水をやり、栄養を与える。
初めて大地から芽をだすとき、『未熟だ、発育が遅い』と責めたりはしない。
最初に出た芽に、早く咲きなさいと悲観もしない。
目の前で起こる過程に驚嘆し、発達段階ごとに必要なケアやサポートを与える。
種の段階から枯れるときまで、薔薇は薔薇であり続ける。
薔薇の中には常に豊かな可能性を秘めている。
薔薇はいつもその豊かな可能性を開花させる途中にいて、変化、成長の過程にいるのである。
どんな段階にあろうと、どんな瞬間であろうと、薔薇はそのままの姿で輝いている。」
参考:The Inner Game of Tennis: The Classic Guide to the Mental Side of Peak Performance 著者W. Timothy Gallwey 翻訳Maoris
みんな個性豊かな薔薇を育てています。Maorisの療育サークルでは今日もそのお手伝いをしています。