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7月3週目「ルックバック」

ライターの山口真央が、今おすすめのエンタメをご紹介!

今回紹介するのは、映画「ルックバック」です。

<ざっくりあらすじ>
田舎育ちの主人公が、自分より絵が上手い引きこもりの同級生と出会い
いっしょに漫画をつくり、漫画家になる……というお話。
細かいあらすじは公式サイトを見てね!
ルックバック公式サイト

1時間と短い映画のなかに、
クリエイターの心を掴むシーンがてんこ盛りでした。

特に私がグッときたのは、主人公の
とにかく絵が上手くなりたくて、
そのためなら全力投球できる情熱的で野心に溢れた姿。

私は大人になっても、クリエイティブなことを仕事にして、
時には大人の事情で、
自分のいいと思うものを曲げなきゃいけなかったり、
わりきってお金のためにつくることもあったりする。

それでも、つくることの根本的な喜びは
日々、細々と、でもたくさん受けとっていて、
それは何事にも代え難い、
創作することでしか受け取れないものだなと改めて思いました。

創作の神様がいるとしたら、その行為自体に宿っているのだと思う。

もう一つグッときたシーンは、
自分の漫画を尊敬する人に認めてもらえて
褒めてもらった時、主人公が喜ぶシーン。


私は褒めてくれる人が1人もいなかったら、創作できないと思う。
いつも誰かのために作りたい、褒められるなら頑張れる。
むしろ誰にも望まれなかったら、何を書いたらいいかわからない。

自分のことを、器用貧乏だと思っているるから
他人のため創作って、ちょっとカッコ悪いと思ってたけど、
むしろ、いちばん素晴らしいモチベーションなのかもしれない。
そうであっていいのだ、と思わされた。

映画のストーリーは、後半に大きく動きます
その展開には、世間ではいろんな意見があるみたい。

私はそれを観て感じたのは、
あの時こうしていたら、とか、こんな人に出会わなければ、とか
「もしも」にすがったり、逃げたりする人生はつらまないということ。
もしもを考えるくらいなら、「今」を攻略して幸せになる方法を探るのが、人生を謳歌するってことなんだと思う。

どんな展開が主人公を待ち受けるのかーー。
気になる人は、ぜひ映画を観てみてね!



本日もお読みいただき、ありがとうございました!

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