マオジェルの基礎解説⇨カラージェルの塗布量に関するお話
こんにちは、maonailです。
本日はマオジェルの塗布量についてのお話です。
マオジェルのコンセプトの一つに、ムラにならずに塗れる、というものがあります。正しい塗布量を守って使ったときの塗りやすさは感動もの。
ただ、私自身、マオジェル歴が長くなってしまっていたため、正しい塗布量が当たり前のこととなってしまっており、最近は塗布量に感して皆さまに周知徹底できていなかったと大反省。本日は改めてマオジェルの塗布量についてお話したいと思います。
マオジェルの塗布量、適量とは?
顔料が多い、濃い色のカラージェルに慣れている方は特に、塗布量を多く取れば取るほどムラが出ない、と思われる傾向にあります。
マオジェルは多く取れば取るほど塗りにくく、ムラが出るという点は必ず覚えておいてください。
色味の主張が強くない、薄いヴェールを重ねるように色遊びをするのがマオジェルです。
塗布量の目安は爪全体に薄く一層塗布できる量、です。
お客様の爪幅や長さによって使用量が変わるため定量的にお伝えすることが難しいのですが、薄く一層、その層を重ねて色を出すという事を念頭において塗布してください。
薄く重ねるのはわかったけど何回塗ればいいの?もっと詳しく教えて‼️
①
一度塗り目はフォルム形成の時の一度塗り目のベースやトップジェルと同じく、最低限のみ、爪全体にジェルが行き渡る量をとります。
少量が良いからとカスカスにしすぎて塗り切れていない場所がないようにだけは注意してください。この時、カラーの色味自体は殆どでません。ジェルが全体に行き渡ればオッケーと認識ください。
ここで色を出そうと硬化せずにどんどん色を重ねるとムラになるばかりなので要注意です。
②
2度塗りめ以降は根元には殆ど色をつけません。よって、爪半月(爪の根元の白い部分)は透けて見える状態のまま仕上げます。
爪半月に透け感を残して塗布する理由としては、伸びた時の根本が自然ということと、根元を極薄に仕上げる事でトップ塗布後もジェルの厚みがでないため髪などが引っかかる事もなく、快適に過ごす事ができるからです。
爪半月が完全に隠れている場合は塗布量が多すぎる可能性がありますので、塗布量を見直してみてください。
③
色味を重ねる場合には必ず先端から根元の報告に向けて色を重ねます。グラデーションのように、先端を濃く仕上げます。
基本的には透け感、抜け感を楽しんでいただきたいので、フリーエッジがほんのり見えている状態で塗り終えます。
目安としては、近くでみるとフリーエッジが見えるけれども、手を伸ばして目線を離した時にフリーエッジが気にならなければオッケーです。
④
フリーエッジがどうしても気になる場合には、カラーを塗り重ねて厚みを出すよりも、事前にコンシーラーカラーと呼ばれるシリーズを薄塗りで仕込むことで解決していきます。
フリーエッジのばらつきが目立つ方や、透け感が苦手な方にはコンシーラーの事前使いはマスト。この工程は最初に仕込む必要があるので、事前にしっかりカウンセリングしてください。
ポイント、伝わりましたでしょうか?厚塗りせずに透け感を出して仕上げると、塗りやすいし仕上がりも美しいし、経過も美しく過ごせます。
良いことだらけなので、是非厚塗り生活は避けていただければと思います☺️
こちらにワンカラー塗布方法がまとめてありますので上記を頭に入れた上で、復習してみてくださいね。
以上、maonailでした。
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