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フォルムこそmaonailの真髄。本日はフォルムのお話です。その③
皆様こんばんは、maonailです。本日はネイルの横顔黄金比、「マオライン」に関するお話です。先日の投稿を基礎編として頭に入れた上でのお話となります。前回のお話を覚えていない!読んでいない!という方はまずはぜひ以前の投稿から読んでみてください。
応用編その② 鷲爪の場合
鷲爪、とは反り爪とは反対に、爪が下に向かって生える癖のことを指します。傾向としては人差し指に多くみられますが、10本全て鷲爪の方もいらっしゃいます。
鷲爪は最もフォルム形成の難易度が高い爪となりますので、ネイリストの腕の見せ所ですね。しっかりとロジックを頭にたたきこみ、黄金比を形成し、癖を緩和した仕上がりを目指していきましょう。
鷲爪を下に落ちすぎない、マオラインに仕上げるためのポイントは「マッコウクジラ。」
まず初めにマッコウクジラのような形を作り出し、そこから下向きに落ちている爪の部分を削り上げて、まるで元々鷲爪ではなかったかのように仕上げていきます。
これまで同様、キューティクルと先端を結んだ線①を描き、頂点の比率を測ってフォルムをつくりたいのですが、鷲爪の場合には線①を引くための先端の点を自爪の先端には置きません。まずは自爪の先端部分にジェルを分厚く塗布し、マッコウクジラのような形を作り、そこに線①の先端となる点を自分で作り出して形作っていくのです。
鷲爪の完璧なマオラインが成功するかどうかは、キューティクルとマッコウクジラの頭を結んで線①を作成するところにかかっています。しっかりと完成のイメージを頭に描きながらマッコウクジラを作成してください。
また、マッコウクジラのフォルム作成にはベースジェルピタコを使用しますので、しっかりと方法を覚え、マスターしてください。
具体的なhow to 〈鷲爪編〉
1)マッコウクジラのイメージを頭にインプットする。
マッコウクジラの形、頭に浮かんでいますか?ポイントは重めの先端の頭の形です。
2)マッコウクジラの形の通りフォルムを形成する。
マッコウクジラ作成の工程はベースジェルピタコを使用して行います。ベースのベースとして一層目は通常通りキューティクル側は2mmあけて塗布し、そのまま硬化せずに先端部分がマッコウクジラの形となるようにベースジェルを塗り重ねます。何度か先端にジェルを重ねた後、理想の形となっているかどうかをしっかりと確認し、ライトに入れます。
ベースジェルピタコはトップジェルヌレコと違いテクスチャーが緩めです。キューティクルにジェルが漏れ出さないように、細心の注意を払って施術してください。
3)ベース硬化、カラージェル塗布後、トップジェルの工程で最終のマオラインを完成させていきます。
具体的に説明していきます。
①キューティクルラインとマッコウクジラの頭の先端を結び、線①を作成します。
②線①と平行線を作成し、ストレスポイントと交わるところをゼロとする。
③その線と平行に、メモリ2を作成。そのメモリ2が鷲爪の理想のハイポイントです。
ここで、鷲爪にはハイポイントがない点をしっかりと確認してください。鷲爪にはハイポイントは不要です。(作るとさらに落ち爪感が増してしまいます。)
④最後に線①で作った仮想先端とストレスポイントの間を丸く繋いで余計な部分を削り落とせば完成です。
いかがでしたか?
鷲爪は本当に難しいのですが、一度この法則が頭に入ればどんな方でも対応できるようになります。
人差し指は鷲爪で薬指は反り爪で。。というお客様も多いですよね。フォルム補正が得意になれば10本の爪のトーンを揃える事が可能となり、より洗練された仕上がりとなります。
難しいですが練習あるのみ。
是非トライしてみてください
以上、maonailでした☺️
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