まお

趣味と実益を兼ねたSMのおねえさんでした。現在は幸福に生きてみせたい会社員。

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マガジン

  • 痛みにそこまで強くない

    趣味でSMをやってる素人の日記です

最近の記事

見ろよ!ジムバッグみたいだぜ!(逆海老縛りを持ち上げて)

最近ほぼ犬としか話をしていないので人間界に興味が湧き、今更ながら恋愛リアリティショーを見た。このジャンルに詳しくないので適当に選んだら極端な2番組になってしまった。 面白かったところを部分的にメモする。 一つは世界中の大ヤリチンと大ヤリマンを集めて禁欲させる『ザ・ジレンマ』(英題は TOO HOT TO HANDLE。エロすぎて制御不能、みたいな感じか。)。もう一つは相手の顔が見えない会話のみで婚約し、初対面後1ヶ月で結婚する『LOVE IS BLIND JAPAN』(元は

    • 2023年の心のひっかかり

      今年も終わりそうなので、心に引っかかっていることを書き出しておく。 秋口に近所の公園で犬を散歩させていると、向こうから70代くらいの男性と50代くらいの女装した男性(以下「女装子」という)が並んで歩いてきた。 老人はチェーンを持ち、その先の女装子の首には赤い首輪が付いている。 向こうも犬の散歩中の様子。 まだ明るい時間なので人目を気にしてか、女装子は二足歩行だったが木陰では四つん這いの可能性が高い。 すれ違う際に「ほらお友達が来たよ、お尻を嗅いで挨拶しておいで」とか言っ

      • こぐまではないケーキ屋

        おしゃれSNSで見つけたかわいい喫茶店が近所にある。 手作りケーキがおいしそうな、こじんまりとした店だ。 SNSには「きょうはシュークリームを作ってみました!生地が上手に焼けました」などのほんわか投稿が並び、こぐまのケーキ屋さん(カメントツさんの漫画)のような雰囲気。 治安最悪街の中でも激しく凶悪な場所にあるのが気になったが、ケーキを焼く人に悪人はいなかろうと思い行ってみた。 いらっしゃい!とカウンターの中から声をかけてくれたイカつい男性、手首までびっしり墨が入っている

        • イラマ訓練の弊害

          鬱経験者の本で日記を書くといいと読んだのでなんのオチもないが記録する。 文章が長い時は躁転してる、短文の時は鬱なんだなと思ってください。 人といる時は食べるものの、普段は食事を準備するのが面倒だしあまり腹も減らないので放っておいたら胃が縮んだ。 外に出るのもだるいし外出は1度で済ませたい。 犬の散歩はマストなので散歩ついでに犬と入れる店で食べるか(治安最悪街は衛生観念がゴミなので犬と入れる店が多い)、テイクアウトして公園で食べたりする。 昨日は行ける気がして牛丼をテイク

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        • 痛みにそこまで強くない
          23本

        記事

          躁鬱病再発

          鳥居みゆきのネタヒットエンドランは走る(躁)ヒット(鬱)であるらしい。 私は10年振り2度目の出場(甲子園) 再発しやすいとは言われていたが、5年ほど服薬無しでいけたのでこのまま逃げ切れるとおもっていた。が、職場環境がカオスでやられてしまったらしい。 犬の散歩以外は床に倒れている。 犬がいてよかった。犬は全てを解決する。 医者に「強い薬だから結構ふらつきますよ」と予告されていたが面白いくらいふらつく。 龍が如くの舞台にもなった治安最悪タウンに住んでいるので、真っ直ぐ歩いて

          躁鬱病再発

          もしかしてあなたは私ですか?

          固定費削減のため、家賃の安いスラム街へ引っ越した。 家自体は新しいが、壁の薄い集合住宅なので隣の生活音がまあまあ聞こえる。 隣はアジア系外国人男性が住んでいる。元気な若者のようで、声がでかい。そしてよく電話をしている。何を言っているかわからないがうるさい。 うるさいにはうるさいをぶつけるのが私の精神衛生上の最善策なので、隣の声を感知するとおっさんががなりあう動画(ラップバトル)をYouTubeで再生する。隣の音が気にならなくなるしラップバトルはおもしろいしで大変よろしい。 お

          もしかしてあなたは私ですか?

          淫語の天才達へ

          笑えて捻りのあるエロに出会った時、「人間に生まれてよかった」としみじみ思う。 大袈裟なようだが、楽しみのためにセックスをするのは知性のある人間ならでは。面白くて笑うのも人間ならでは。 このふたつが掛け合わされた最強の人間らしさが「笑えるエロ」であると私は思う。 なぜこんなに力説しているかというと、最近読んだ同人小説の喘ぎ台詞に頭を殴られたのだ。 同人小説界には天才がいる。 私は20年以上BL(男性同士の性愛コンテンツ)を読み、1000人以上のマゾ男性を相手にプレイをして

          淫語の天才達へ

          『すばらしき世界』ゲロまみれでも優しくあれ

          『すばらしき世界』を観た。 役所広司演じる、三上という元暴力団員の殺人犯が13年ぶりに出所し、カタギに戻ろうとする様子を描いた実話ベースの映画だ。 三上が過去に所属していた組を尋ねるシーンがある。 組長の奥さんが三上に対し 「あんたはこれが最後のチャンスでしょうが。娑婆は我慢の連続ですよ。我慢の割に、たいして面白いこともない。けど、空が広いって言いますよ」と言い聞かせる。 空が広い。 以前私がSMの仕事をしていたときの仲のいいドライバーさんを思い出した。 彼に「昼職に戻る

          『すばらしき世界』ゲロまみれでも優しくあれ

          陰のゴリラは声が怖い

          突然電話をかけてくる友人がいる。 着信画面を眺め、収まって30分後くらいに「電話に出られずすまない。どうした?」とLINEすると「いえいえ、また電話します」と来る。そんなことをずっと繰り返している。 先方はLINE電話でかけてくるので用件を文字で送ればいいものを、テキストでは嫌な何かがあるのか。 私は音声が嫌なので永久にすれ違っている。 突然の電話は本当にやめてほしい。特に家でゆっくりしている時に電話に出るのはつらすぎる。 人と関わることでエネルギーを得る陽気なタイプの人に

          陰のゴリラは声が怖い

          強烈な変人を愛す人間が、長期的な幸せを目指す場合の考察(オチはない)

          人生の重要な事項について盛大に勘違いしていることが多々ある。 最近気づいたことだが、 もしかして、落ち着いた相手の方が関係は長続きするのかもしれない。 こう考えるのは、先日友達のTちゃん夫妻と行ったいちご狩りがきっかけである。 Tちゃんと旦那さんの付き合いは長いものの私は初対面で、10年以上話には聞いていたが実物を見るのは初めてだった。 前情報では「ほりの深い静かなおじさん」と聞いていたが、ほんとうに静かすぎて全く邪魔にならない旦那さんであった。 そもそもいちご狩りに男性

          強烈な変人を愛す人間が、長期的な幸せを目指す場合の考察(オチはない)

          SMホテルで気づいた失礼の根源

          あけましておめでとうございます。とてもお久しぶりです。 実はS女のバイトをしておりまして、女王様ではないのですが男性を性的にめちゃくちゃにする仕事を委託されております。 以前より私のnoteをご覧の方々は「この人マゾじゃなかったっけ」と疑問を抱くかもしれません。 長くマゾとしてショーや各種撮影等でベテランの方々と組ませていただき、言ってみれば 「プレーヤー歴20年以上!!実力派講師陣による完全個別SMエリート教育」を受けていたようなものなので、やり方を把握しており責めもで

          SMホテルで気づいた失礼の根源

          君のためなら股も裂ける

          幼なじみが妊娠した。 結婚はしているが子どもをほしいと聞いたことがなかったし、子どもをかわいく思っている様子もなかったので「あなた子どもほしかったの!」と驚いた。 彼女と私がよく似ているだけに不思議な気持ちだ。 結婚しなくてもいい現代で結婚し、子どもを育てるのにハードな社会で子どもを作り、出産時には股(帝王切開の場合は腹)を裂くのだ。 女王様へ忠誠を誓うため「ぼくのち○こは一生使いません」と、さけるチーズの如く性器を真っ二つに裂いたM男さんの話を聞いたことがある。 気合い

          君のためなら股も裂ける

          変態を障害にしないためにマゾが考えた方法

          マゾヒストなど、アブノーマルな性的嗜好を持つ人間に対して 「かわいそうに、社会不適合者なんだね」という感想を持つ人がいるかもしれません。 私もマゾだと知られるとトラウマ的な暗い過去があるものと思われがちで、大抵「マゾに目覚めたきっかけ」を聞かれます。 ご期待に添えられず申し訳ないのですが、私は中流階級の一般家庭出身の一人っ子であり、自分で言うのもなんですが必要最低限の社交性と学力があり、私を大切にしてくれる周囲の人間にも恵まれています。 性的嗜好がアブノーマルなのは、ただ

          変態を障害にしないためにマゾが考えた方法

          自分を痛めつけるということ

          突飛な心理療法を行う海外ドキュメンタリー映画を見ていると、私がかねてより是非やりたいと願っていた行為が再現されていた。 土に埋められて死ぬ体験だ。 映画では親子関係の悩みを持つクライエントの中年男性が、セラピストの老人から「死の体験が必要」と判断される。 男性は裸に剥かれ、荒野に掘られた大きな穴に埋められ、顔に透明な洗面器のようなものを被せられる。 そして胸元に生肉を置かれ、肉に誘われた大量の野鳥が寄って集って目の前で肉を喰う。 男性は自分が鳥葬される様子を冷たい土の中か

          自分を痛めつけるということ

          彼氏の別れと韓国のお餅

          七夕の夜にいうのも何だが、彼氏と別れた。 別れた理由は割愛するが、次に進むべくマッチングアプリを入れてみた。 まあ次から次に男性の写真が出てくる。 スワイプしてもしてもどんどん湧いてくる。 人間の数が多すぎるのではないか。 私の近くに住んでる人間だけでもこれほどの数がいてそれぞれいろんな趣味があって仕事をしている。 そして「飲みに行きましょー」とか「ヤリモクではないです」とか発言しながらお相手を探している。 ※ヤリモク:セックスのみを目的とした出会い。嫌がる女性が多い。

          彼氏の別れと韓国のお餅

          マゾがSMクラブで働いてみたらキャン言わされた話

          随分昔のことなので話す。 甘やかされたマゾが社会に出てみたらこてんぱんにやられた話。

          ¥300

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