亜由子さん
東京オリンピックが閉会しましたね。
いろいろ意見が分かれた大会でもありました。私も思うところはありますが、今日の本題は別。
もともと夏のオリンピックにあまり関心がない私が、唯一観た競技、女子マラソンについてです。
陸上の鈴木亜由子さんのファンです。
地元愛知の出身で文武両道。とても聡明な走りをする選手で、リオ五輪のトラック競技に続き、今大会ではマラソンにエントリーされてて。どんな走りをするのか、楽しみにしてたんです。
ショートヘアで可愛らしい彼女も29歳。このレースに出た日本人3人の中では、最年長でした。「オリンピックでマラソンを走るのは、これが最初で最後かな…」なんて思いながらのテレビ観戦。結果は19位でした。
私、この人の走りが本当に好きでね〜。フォームもレースの組み立て方も。もちろん知的なところなど、人間性も素晴らしくて。
今回もテレビの画面に彼女が映ると、それはそれは嬉しくて。なんなら隅の方に脚が移っただけでも、すぐに分かりました。
度重なる怪我や大会の一年延期を乗り越え、当日は暑さやスタート時間の急な変更にも対応して。ゴール後の清々しい笑顔は、輝くように美しかったです。
私は結果なんてどうでもよくて、とにかく彼女がレースを走りきれたことが嬉しくて。「今まで亜由子さんを支えた人たちへの、何よりの恩返しになったんだろうな」と思ったら、涙が出そうになりました。
ゴール後のインタビューで、本人もまず感謝の言葉を述べてました。レース内容についても、言い訳は一切なし。「全てを出しきった結果です」と仰ってました。
アスリートとしての能力はもちろん、この人柄もみんなを惹きつける魅力なんですよね。
サバイバルレースを走り抜いた彼女には、しっかり身体を休めてほしいな。
私にとっては、とても印象的な東京オリンピックの女子マラソンでした。
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