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日本で暮らすということ

去年の夏休み、一時帰国。北京に帰り、友人の編集者の紹介で、涼子さんと初めて会った。当時はお互いにご挨拶を交わす程度で、撮影する準備はなかった。

偶然にも彼の会社がぼくの幼馴染の会社と同じ敷地内にあり、なぜか急に距離が縮まったかのように感じた。そこで、彼の指示通り、敷地内のカフェで待っていると、すぐに彼本人と会うことができた。

何となく涼子さんと気が合って、数分程度話しただけで、「今からスタジオに行って撮ってもいいか」と尋ねられた。ぼくは「いいですよ」と答え、幼馴染に電話をかけた。というのも、当初は午前中に彼の会社を訪問する予定だったからだ。

結局のところ、撮影が終わった後、午後になっていた。幼馴染の会社でお茶を飲みながら雑談をしている間、ぼくは若き才能ある涼子さんたちを心から称賛した。彼らは夢に向かって突き進み、輝いていた。

ぼくと幼馴染はもう人生の半分以上を過ごしてきたが、「若さって素晴らしい」という言葉の温かさを改めて感じた。その言葉の中に込められた恐れを知らない心と、何事にも固執する姿勢は、決して色褪せることはない。中国語のみだが、どうぞ、涼子さんによるインタビュー収録をご高覧ください。

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