「シートヒーター」
今日で詩種〜utatane〜をスタートしてからちょうど一ヶ月が経ちました。
毎回沢山の読者さんが詩を読んでくれて、感想を送ってくれて、本当に嬉しいです。ありがとうございます!
引き続き応援宜しくお願いします。
さて今回の詩の主人公は、上京してまだ間もない21歳のボーカルマオです。
当時の僕は生きることに、そして東京という街のスピードに慣れることに必死で、バイト漬けの生活の中、日々もがいていました。
地元じゃバンド活動も結構上手くいってたし、それなりに自信もあったからすぐに上京を決めたんだけど。
東京のバンドシーンのレベルの高さにちょっと怖気づいて音楽から逃げてた、そんな時期でした。
そこから下積み時代を経て、数年後にはシドを結成することになるんだけど。
当時の経験は、今でも僕の大切な土台になってます。
東京へ来てもうずいぶん経ったけど、あの頃の気持ちを詩に書き残しておこう。そして今だからこそ「弱くて臆病なマオ」も包み隠さず書いてみよう。そう思ってこの「シートヒーター」を書きました。
今、夢の途中で悩んでる人
夢が見つからなくて悩んでる人
そしてあの頃の「夢から逃げそうになってたおれ」にも届けたい詩です。
では新作「シートヒーター」どうぞ。
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